今回は、神聖な雰囲気が漂うステージ「伊吹山」や黒人武士「ヤスケ」をはじめとしたキャラクター、クリアすると奥義が習得できる師匠ミッションなどの詳細が明らかに。ところで、登場キャラクターの名前は歴史上の人物のものがそのまま使われているので、興味のある読者は彼らの素性を調べてみてはいかがでしょうか。


ヤマトタケルの傷を癒やした霊水の伝説にもあるように、神話の御世より栄えた霊山には、かつて多数の社があった。しかし、長く続いた戦によってその多くが朽ち果てている。いまや修験に入る者はなく、山は穢れ、あやかしの巣窟と成り果てている。




人足の遠のく奥地では、恐ろしい妖怪(大入道)がウィリアムを待ち受ける。

小雨と霧で幽玄な雰囲気を醸し出す伊吹山では、先の関ヶ原での戦いに敗れた西軍の敗残兵を狙う落ち武者狩りがうろつく。




漆黒の面と重装備を身にまとうサムライがウィリアムの前に立ちはだかる。人並み外れた大きな体躯から繰り出される攻撃は重く、喰らえば致命傷は免れない。

熊の姿をした守護霊「アトラスベア」は猛々しい自然の力を体現し、その守護を得た者は頑健な肉体と筋力に恵まれ、危難に遭っても生還すると信じられている。



遠い異国の地からの因縁の宿敵「エドワード・ケリー」。
烏羽の黒衣を身に着け、妖しく笑う。
烏羽の黒衣を身に着け、妖しく笑う。

錬金術を巧みに操り、ウィリアムを翻弄する。


ケリーの守護霊「ウロボロス」は、破壊と創造、死と再生など、循環の意味を持つといわれる。

錬金の秘術により、ケリーは人体の鬼化や死体の復活を行うことができる。棺からは禍々しいオーラが放たれている。



「天海(てんかい)」
密教の一派である天台宗(てんだいしゅう)の僧侶。陰陽道は錬金術と重なるところがあり、霊的な力であるアムリタの悪用は大きな悲劇を生むと不安視している。
密教の一派である天台宗(てんだいしゅう)の僧侶。陰陽道は錬金術と重なるところがあり、霊的な力であるアムリタの悪用は大きな悲劇を生むと不安視している。
ゲームを進めていくと「修行場」で師匠ミッションが解放されることがある。武器種、忍術、陰陽術ごとにその道の古今東西のエキスパートたちと試合をし、勝利すると非常に強力な「奥義」が習得できるようになる。



「柳生石舟斎(やぎゅうせきしゅうさい)」
大和国(現在の奈良県)の剣術家。剣の道を究める以外に一切の余念がなく、夜ごと天狗を相手に剣を振るうなど厳しい修行を自らに課す。結果、武装した相手に丸腰で挑み、武器を奪って倒すという無刀取りの奥義を会得するに至ったとされる。
大和国(現在の奈良県)の剣術家。剣の道を究める以外に一切の余念がなく、夜ごと天狗を相手に剣を振るうなど厳しい修行を自らに課す。結果、武装した相手に丸腰で挑み、武器を奪って倒すという無刀取りの奥義を会得するに至ったとされる。



「宝蔵院胤栄(ほうぞういんいんえい)」
大和国(現在の奈良県)の興福寺(こうふくじ)に属する宝蔵院の僧。修行にいそしむある日、水面に映った三日月の影に着想を得て、左右に鎌刃が開いた十文字槍を使用する宝蔵院流槍術を創始、それまで素槍での戦闘が通常であった槍術と一線を画した。
大和国(現在の奈良県)の興福寺(こうふくじ)に属する宝蔵院の僧。修行にいそしむある日、水面に映った三日月の影に着想を得て、左右に鎌刃が開いた十文字槍を使用する宝蔵院流槍術を創始、それまで素槍での戦闘が通常であった槍術と一線を画した。
『仁王』は、2017年2月9日発売予定。価格は、7,800円+税です。