
コナミは、幕張メッセにてiOS/Android向け野球ゲーム『実況パワフルプロ野球』と『プロ野球スピリッツA』、そしてPS4/PS3/PS Vita向け野球ゲーム『実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017』における最強プレイヤーを決める大会「パワプロチャンピオンシップ 2017」を開催しました。
この大会は、2017年に開催された大阪大会と札幌大会、福岡大会、そして東京大会を勝ち抜いてきたプレイヤーが頂点を競い合うもので、「パワプロ ゲームソフト部門」と「パワプロ アプリ部門」、そして「プロスピA 部門」の3部門に別けられています。「パワプロ ゲームソフト部門」では先の地区大会でセ・パ球団代表に選ばれた16名の選手が対戦。「パワプロ アプリ部門」は前回優勝者枠を含む全国から集まった8名が、「プロスピA部門」では全国から集まった10名が競い合います。
「パワプロ ゲームソフト部門」の決勝は、セ・リーグ代表として特別オンライン枠で出場したぶんた選手と、パ・リーグ代表としてマエピー選手が競い合いました。使う球団は、ぶんた選手が「中日ドラゴンズ」、マエピー選手が「東北楽天ゴールデンイーグルス」です。マエピー選手は、パワフェス2016東京大会で優勝、パワチャン2017札幌大会ではファイターズ代表選手戦で準優勝、パワチャン2017東京大会ではゴールデンイーグルス代表選手戦で優勝した経験を持つ強豪です。一方のぶんた選手は、パワチャン2017大阪大会中日代表戦で準優勝、2017オンライン特別枠セ・リーグ部門3位という経歴を持っています。
決勝はぶんた選手の先攻、マエピー選手の後攻でプレイボール。先に点を決めたのは1回裏の「楽天」マエピー選手です。マエピー選手は守備が上手く、ぶんた選手は点を思うように稼げません。さらに3回裏でマエピー選手は1点を追加。しかし、ぶんた選手も4回表で1点を取り返し、1-2と反撃への足がかりを作りました。

試合の主導権は、俄然マエピー選手が掴んでいますが最終戦となる6回表で2塁まで走者を進めたことで、勝敗の流れが変わるような緊張感が走りましたが、ぶんた選手は最後にフライを上げてしまいマエピー選手が取ったことで、マエピー選手が優勝となりました。
続いては、時間の関係で順番が変わり「パワプロ アプリ部門」の決勝戦が開催されました。この試合では、パワフェス2016東京大会や大阪大会などに出場しベスト10内に入った実力を持つオンライン選抜枠2位のやすし選手と、札幌大会準優勝のしょーご選手との対戦です。この試合では、サクセス部門での経験値と3本勝負でのポイントの合計スコアが高い選手が優勝となります。



セクション1はしょーご選手が825点、やすし選手が1507点を獲得。セクション2はしょーご選手が1846(合計2671点)、やすし選手は2243点(合計3750点)を手に入れ、セクション3ではしょーご選手が2036点(合計4707点)、やすし選手が1877点(合計5627点)と少ししょーご選手が追い上げを見せています。最後の第4セクションでは、しょーご選手が3693点(合計8400点)、やすし選手が2986点(合計8613点)と両者ほぼ並びました。


そして最後の闘いである3本勝負です。バント勝負でしょーご選手は2327点(合計10727点)を、やすし選手は2346点(合計10959点)と19点差ほぼ同点。続いての的当てピッチングの的当てでは、しょーご選手が4800点(合計15527点)を、やすし選手が4640点(合計15599点)を獲得し決定的な差が生まれませんが、やすし選手が若干一歩リードしています。最後のヒット勝負では、しょーご選手が2008点(合計17535点)、やすし選手が3244点(合計18843点)を獲得し、やすし選手が優勝を手にしました。



最後の「プロスピA部門」は、当日枠で初出場となるあーる(^_ー)ー☆選手とエイリアン選手の対戦です。ステージ1からステージ4までの結果は、あーる(^_ー)ー☆選手が10050点で、エイリアン選手が10250点と両者ほぼ同点です。しかし徐々に両者の点数は引き離され、ステージ8までにあーる(^_ー)ー☆選手が21160点、エイリアン選手は38340点と1万点以上の差が生まれてしまいました。最終的にエイリアン選手が勝利しました。

表彰式で見事優勝を果たしたマエピー選手はヒーローインタビューで、「優勝してしまったので、まだまだ『パワプロ』を沢山やって負けないようにします」とコメント。続いてエイリアン選手は『プロ野球スピリッツ』について「もっとのめり込んでプレイします」と話し、最後にやすし選手は「来年は『プロスピ』で優勝!」と次回への意気込みを語りました。最後に、谷渕エグゼクティブディレクターは「来年はeSportsを通じて出来る仲間や世界を色々聴いているので、その部分をパワーアップ出来るような環境を用意した新しいパワチャンを届けたいと思っているので楽しみにして欲しい」と語り、“プレイボール!”の掛け声で締めました。



