今回プレイするのは賈船が発売するニンテンドースイッチ向け『パンティパーティー』。本作は、主人公の夢理花がパンツになり、敵のパンツと戦うハイスピードアクションです。
……ん……パンツに……なる?

まさか本当にパンツになるんじゃないですよね……?
プレイして確かめてきます!
パンツを愛する愛の戦士!

ゲームを始めると、いきなりテーマソングが流れ出す。いわゆる電波ソングというやつで「パンティ」というワードを執拗に繰り返しててタイトル画面から腰が砕けそうになる……
本作にはストーリー、アーケード、対戦モードがある。
まずはストーリーモードから始めよう。

アドベンチャーパートは全編フルボイスだ。キャライラストは僕好みでなかなか良い!
ここまでは普通のアドベンチャーゲームだったのだが……通学中、夢理花は何かとぶつかってしまい、そこから物語はおかしな方向へ向かう。

夢理花がぶつかったのは……

パンツ……!?

唐突に現れたこの喋るパンツが言うには、夢理花は「パンツを愛する愛の戦士」らしい。うむよくわからん!
つまりこのパンツは魔法少女モノで言うところのマスコットキャラで、愛の戦士に変身して悪と戦う流れなのか?

これも相当変な絵面だけど、もしかしてこういう事か?
パンツに変身するというのは僕の見間違いなのかもしれない……と思っていたら……

突然パンツに変身してしまう夢理花。

やっぱり自分がパンツになっとるやんけ!
意外と本格シューター!武器を使いこなせ!

喋るパンツ・バカパンとの出会いにより、自身もパンツになってしまった夢理花。人間に「パンツしか愛せなくなる」という洗脳を行い、侵略しようとしているパンジを倒すため、バカパンと共に夢理花は戦う事になったのだった……。
超展開のアドベンチャーパートが終わるとシューターパートが始まった。

左スティックで移動、右スティックで視点操作、Bでホバリング、LRで左右に回避。そしてA・Y・Xで、それぞれ異なるタイプの武器で攻撃できる。プレイしていて意外と本格的なシューターだと感じた。
登場する敵は……

やっぱりパンツ!

ゲージが貯まると発動出来る情熱モードは、攻撃力がアップしたり武器が強化される。
輝くオーラを纏ったパンツ……

リザルト画面もパンツだらけ。パンツがゲシュタルト崩壊してしまう。

ストーリーをクリアすると、新たなパンツが操作キャラとしてどんどん登場するぞ!

僕のお気に入りのパンツはメテオパンツだ。ガチガチの近距離ファイターパンツで、武器のモーニングスターは、もはやパンツとは何の関係もない!
色んなパンツを操れ!最大4人対戦もアリ!

アーケードと対戦モードもプレイしてみた。

アーケードは5つのステージで様々なパンツと戦うモードで、クリアするとおまけイベントが鑑賞出来るぞ。

対戦モードはオフライン専用で最大4人まで参加可能。総勢19着の中から操作するパンツを選び、生き残りをかけて戦うバトルロイヤルだ。

パンツたちはみな個性的で、接近戦が得意なパンツや、遠距離が得意なパンツ、魔法を使うパンツなど様々だ!
これだけ女性用下着が登場するゲームなのだから、スケベだったり下品だったりすると思いきや……そんな事はまったくない。

可愛い女の子キャラは登場するが、CEROのレーティング区分も12歳以上を対象としたBなので「スケベなゲームをプレイするのはちょっと恥ずかしい……」という人でも安心だぞ!

いい歳したおっさんがパンツパンツ叫びながらプレイする様子は、やっぱりちょっと恥ずかしいな……
タイトルからパンツ、ストーリーもパンツ、バトル中もパンツ……全てにおいてパンツ至上主義なゲームでした。
前述の通り、パンツを題材にしているのにスケベさは一切なく、過度なエロや下品要素が苦手な僕でもプレイ出来ました。ただ、攻撃ボタンが従来のシューターと異なりA・Y・Xのため、視点移動しながらの攻撃がやりづらかったので、キーコンフィグをつけてほしかったです。
パンツを操って戦うバトルシステムや、ノリで考えたようなバカっぽいストーリーなど友達とプレイすれば絶対盛り上がるバカゲーです。この世界観が許容出来る人なら購入の検討をしてみてはいかがでしょうか。

僕は全然許容出来ているので楽しんでプレイ出来ました。
電波ソングってやけに耳に残りますよね。
ニンテンドースイッチ向け『パンティパーティー』は配信中です。
吉田輝和のプロフィール:19年にわたって自画像の絵日記を書き続けているおじさん。近年、「ちおちゃんの通学路(KADOKAWA)」や「お稲荷JKたまもちゃん(一迅社)」、「からかい上手の高木さん(小学館)」などの人気漫画のモブキャラとして登場しており、2018年にはアニメ作品に2回登場した。何故こんなに漫画登場しているのか、描いた漫画家も吉田本人もよくわからないらしい。 吉田のTwitterはこちら。
「吉田輝和の絵日記」で取り上げてほしいゲームを本記事のコメント欄にて募集します!ゲームの新旧は問いませんが、吉田氏の不得意なものは除外させていただきます。