
奥深い森に住み、お爺さんが営む薬屋を手伝うために錬金術師の道を歩み始めた少女・メルンが、ふとしたきっかけで遺跡を見つけ、危険が待ち受けるダンジョン探索へと挑む『メルヘンフォーレスト ~メルンちゃんと森の贈り物~』。
本作は、原点となるスマホ版が2015年にリリースされていますが、その基本的な構造を受け継いだフルリニューアル版(ニンテンドースイッチ/PS4/Steam)が1月28日に発売されました。

錬金術の腕を磨きながら森の住人と触れあうADVパートから始まりますが、遺跡への入り口を見つけた後は、緊張感漂うリアルタイムコマンドバトルが待ち受けるRPGへと一変。可愛らしい見た目で挑む本格的な冒険譚は、そのギャップも相まって、刺激的なひとときを提供してくれます。
ですが、本作の魅力はゲーム性やバトル、ダンジョン探索だけではありません。リニューアルに伴って一新したグラフィックは、世界への没入感を格段に引き上げてくれました。

その中でも最も恩恵を受けたのは、主人公のメルン。ビジュアル表現の幅が広がったことで、彼女の可愛さもより豊かに表現されており、ゲームそっちのけで見入ってしまうことも。
今回は、そんなメルンのキュートな瞬間を切り取るフォトレポートをお届け! 仕事や学業の疲れは、彼女の笑顔を見て癒やしましょう。
メルンの日常は、“KAWAII”が盛り沢山!

メルンの可愛さへ迫るために、まずスマホ版の彼女をおさらいしておきましょう。当時から可愛らしさに溢れていますが、デザインは全体的にあっさりめ。2Dイラストでは手足がかなり細く描かれており、デフォルメが効いています。

3Dモデルの方も、キャラクター設定を上手く落とし込みつつ、シンプルなデザインにまとめて上げています。

そんな彼女がリニューアルされてどう変わったかと言えば、ずばりこの通り! 基本的なデザインを踏襲しつつも、作り込みの度合いは桁違いレベルです。

スマホ版のメルンもいい味わいですが、今のメルンは最新ハードに相応しいビジュアルに。可愛さ最前線です。
2Dイラストだと、スカートをちょこんと摘んでいる点もポイント高し。ちなみに、膝まであるドロワーズを穿いており、露出はゼロなのでご安心を。

お爺さんの言葉に、素直な反応を見せるメルン。9歳らしい、溌剌とした返事です。

ただし、長い話は苦手のようで、居眠りしてしまうことも。

慌てて取り繕うメルン。表情も豊かなので、一挙手一投足に見入ってしまいます。

ちなみにメニュー画面で、メルンの全身を確認可能。編み上げっぽいブーツも似合っていますね。

メルンは錬金術を身に付けるため、様々な素材を手に入れるべく森を散策します。

錬金術といえば、「たる」。敢えて詳しくは語りませんが、大事なポイント(?)かもしれません。

ちなみに、その直後に「強制的に言わされたような気がしたよ」と独白。戸惑う姿もまた、愛らしい。

きめ細かく描かれているメルンですが、通常の移動時のカメラはやや遠め。じっくり眺めたい時には、やや物足りません。

ですが、一部の場所ではメルンがアップに。家の2階は、スクショに向いている場所のひとつです。

釣りが出来る川べりでも、かなり近いカメラ位置で彼女の姿をチェックできます。服装や髪だけでなく、顔の造形もしっかりしていることが窺えます。

オヤスミした後の第一声は「ぐーてんもるげん!」。この声で起こしてくれる目覚まし時計があったら、絶対欲しい・・・!

森の住人にも、笑顔&元気いっぱいに話しかけるメルン。彼女がそこにいるだけで、森の雰囲気が明るく感じます。

なお、メルンの一人称は「ボク」。この見た目でボクっ娘なんて、最強すぎる。


素材を集めた後は、お爺さんと一緒に調合を行います。メルンが素材を入れるたびに、お爺さんが素材についてコメント。


このやりとりも、ほのぼのとして味わい深いばかり。

ですがメルンは、決して可愛いだけの女の子ではありません。釣りをすれば、身の丈ほどもある大物を釣り上げることも。

また、自分に自信が持てないペンギンには、的確なアドバイスを贈ります。

しかも、箸も持てないひ弱な彼を鍛え上げる、名トレーナーになることも。どんな頼み事も真摯に答える、実に健気な少女です。