6月24日(木)都内某所にて、『戦国無双』シリーズ7年ぶりのナンバリング最新作『戦国無双5』(以下、本作)の完成発表会が行われました。
イベントには本作のプロデューサーを務める鯉沼久史氏(株式会社コーエーテクモゲームス代表取締役社長)をはじめ、主題歌を歌うEXILEよりAKIRAさん、SHOKICHIさん、白濱亜嵐さん、女優の大原優乃さんがゲストとして登場し、本作の紹介やゲスト陣によるトークセッションが実施されました。
加えて大原さんは、作中の人気女性キャラクターである「濃姫」のコスプレを披露。今回はその撮影写真もあわせ、このイベントの模様をお届けします。

7年ぶりのナンバリング最新作は様々な要素を一新した自信作
オープニング映像としてPVを上映したところで、鯉沼氏による主催者挨拶がありました。

鯉沼氏は本作について「世界中のゲームファンに楽しんで貰うために、開発スタッフが試行錯誤を重ねた自信作」だと語ります。

続いて商品紹介のコーナー。シリーズの累計販売本数が770万本を超えていることや、本作からストーリーやキャラクター、ビジュアルなどが一新されたことに触れて行きます。
本作では織田信長と明智光秀、因縁浅からぬ関係性の二人を軸に、それぞれの視点から激動の戦国時代を描いていることがポイントのひとつ。

もちろん戦闘システム面も大幅な進化を遂げており、新システム「閃技」による爽快感溢れるアクションや、戦場やバトル中のエフェクトが“和”の要素をさらに感じられるよう刷新されているのだとか。

武将たちのキャラクターデザインも一新されており、まさに新シリーズの幕開けにふさわしい装いと言えるでしょう。

「One Nation」は乱世の激動と情緒を表現
作品の紹介が済んだところで、お待ちかねのゲストクロストークのコーナーへ。主題歌を歌うEXILEからAKIRAさん、SHOKICHIさん、白濱さんの3人。そして濃姫の衣装を纏った大原さんがここで登場しました。

まずはEXILEによる楽曲「One Nation」が聴けるスペシャルトレーラーが上映され、この楽曲と映像をを掘り下げていくことに。
AKIRAさんは本作の世界観に自分たちの楽曲が載っている感動を語ったほか、SHOKICHIさんは「僕らがパフォーマンスするよりカッコいい映像になっている説がちょっとある」とコメント。そしてシリーズファンである白濱さんは、昔の自分に、自分たちの作った楽曲が『戦国無双』に使われると教えてあげたいと話していました。



大原さんは映像の精密さや迫力に驚いたそうで、実際にプレイする際はこの楽曲を流しながらゲームをプレイしたいとのことでした。




鯉沼氏からは、「作品の世界観にあった楽曲を作っていただけた」と楽曲を絶賛するコメントも。タイアップが実現した背景についても語られ、現在展開されているEXILEの20周年企画と、『戦国無双』シリーズの新たなスタートとのシナジーを狙ったことが判明。
EXILEは今も新しい未来を開くべく活動中だそうで、AKIRAさんからも今回のタイアップ実現について、鯉沼氏への感謝がありました。


さらに作詞を担当したSHOKICHIさんは本タイアップに関して、ただただ光栄であることと作品に花を添えられればという想いをもって作詞に臨んだと語ります。
その際には事前にストーリーを把握をしていたそうで、何かを得たり失ったりしながら進む乱世の激動と情緒の二面性、そして作中のキーワードのひとつだと感じられた木蓮の花の美しさを歌詞の中で表現したかったと話してくれました。
本楽曲のパフォーマンス映像は現在YouTubeで公開中です。ぜひご覧ください。
楽曲についての話題がひと段落すると、話題の中心は大原さんへと移っていきました。イベント前に楽屋で本作を体験したそうですが、連続技や必殺技のアクションゲーム感が増していたと感じられたそうです。
また、大原さんが着用していたコスプレ衣装についての裏話として、濃姫が帰蝶とも呼ばれていることから蝶がデザインされているといった注目ポイントも明らかに。
EXILEのみなさんがここで大原さんのコスプレについての感想を求められたのですが、大原さんがコスプレで出るのならば、自分たちもコスプレしたいとの衝撃の発言が。SHOKICHIさんは武田信玄、白濱さんは徳川家康のコスプレを希望する一幕がありました。
EXILEメンバーの中で一番信長っぽい人は誰なのか!?
ここからはゲストトークセッションのコーナー。こちらは鯉沼氏を除いた4名がステージに残り、作品に関連したいくつかの質問に回答していくという趣向。
最初の質問は「友でありライバルだと思う人は? そして、その理由は?」で、大原さんが「過去に演じた役」、AKIRAさんが「SHOKICHIさん」、SHOKICHIさんが「白濱さん」、白濱さんが「関口メンディー」さんをピックアップ。

SHOKICHIさんは白濱さんをピックアップしたのですが、これはグループでも作曲をするのが自分と白濱さんのためで、SHOKICHIさんはどんどん腕を上げている白濱さんに対抗意識があるのだとか。これを受けた白濱さんはまだ足元にも及ばないと謙遜しつつ、このままSHOKICHIさんの背中を追いかけて頑張りたいと熱いコメントを残しました。


AKIRAさんはSHOKICHIさんをライバルというよりは戦友という感覚で選出したそうで、エンターテイメントの幅を広げていくうえで無くてはならない存在だと絶賛。

続いての質問は大原さんへの「これなら誰にも負けない!“無双”できる! という特技は?」。これに「カエルの物真似」と回答した大原さんが実際に会場で披露してくれたのですが、実際に傍で聞いたEXILEのみなさんは「これは無双していますね」と驚いた様子。想像以上にリアルな物真似で、実際に草むらに居そうだと評価されるほどのものでした。こちらは曾祖父の家に遊びに行った際にカエルがよく鳴いていたことから生まれた特技だそうで、舌を使うのがコツなのだとか。
最後の質問はEXILEのみなさんへの「メンバーで一番信長っぽい人は誰? そして、その理由は?」。AKIRAさんと白濱さんがHIROさん、SHOKICHIさんがAKIRAさんを選出しました。
AKIRAさんと白濱さんはHIROさんのカリスマ性に惹かれたことを伺わせました。SHOKICHIさんはAKIRAさんにもカリスマ性があるとコメントし、この評価を受けたAKIRAさんは嬉しそうに「恐縮です」と語ったところで、イベント終了の時間を迎えました。

様々な要素を一新して、シリーズとして新たなスタートを切った『戦国無双5』はPS4/ニンテンドースイッチ/Xbox Oneで発売中です(PC版の発売は7月27日)。

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