
タクティカルFPS『VALORANT』の年間チャンピオンを決める世界大会「VALORANT Champions 2022」がトルコ・イスタンブールで開催中。各国の猛者たちがひしめき合う中、日本代表「ZETA DIVISION」のLaz選手が“世界最強”クラスのパフォーマンスを披露しました。
チームを救う魂の5人抜き
注目を集めたのは、日本時間9月4日に行われたインドネシア代表「BOOM Esports」との一戦。第1マップのヘイヴンを落とし、続く第2マップのパールでもギリギリまで追い込まれる中で、Laz選手の活躍がファンたちを熱狂させました。
すでに初戦を落としており、このマップを落とせば大会敗退という危機的状況。なんとしても勝利を掴みたい「ZETA DIVISION」は、真骨頂とも言える粘り強さを発揮しました。そこでLaz選手が操るチェンバーは、要所でワンピックを取る活躍を見せます。
劣勢を見事に覆し、試合は12-11のマッチポイントへ。そして運命の第24ラウンド、なんと5人抜きのACEが飛び出します。
それまでAサイトを集中して攻め込んできた「BOOM Esports」は、一転してBサイトへ。するとLaz選手は、仁王立ちで得意のオペレーターを構えつつ、たった1 人で敵の進行を封殺。最後はヘッドハンターでキルを重ね、試合を締めくくるのでした。

そんなLaz選手の活躍に、ファンたちは大興奮。大会をミラー配信していた「にじさんじ」の人気VTuber・奈羅花さんも、この場面では「大丈夫!Lazさん!」と声を震わせつつエールを贈り、ACEが決まった瞬間には思わず感涙してしまいます。

また、視聴者から寄せられた「エイムで人を泣かせる漢」というコメントに対して「たしかに」と笑いを交えつつ、一緒に観戦していた天宮こころさんと喜びを分かち合っていました。