本稿は、Apple Arcadeで配信されている200本以上の中からオススメのタイトルをご紹介する記事です。今回はシュールなゴルフ(?)ゲーム『WHAT THE GOLF?』をご紹介します。
今なら1ヶ月無料!Apple Arcadeの加入はこちらから!◆ゴルフなのにいきなりテニスコート!?ゴルフが何だかわからなくなる
『WHAT THE GOLF?』は、ゴルフを題材にしたパズルゲームです。Steamなどの評価は非常に高く、人気の高いインディー開発の作品です。月額600円から楽しめるApple Arcadeの対象であるため、Appleデバイスをお持ちの方は登録するだけでプレイできます。
ゲーム紹介文によると、開発スタッフはゴルフを嫌いだったり、ゴルフを1ミリも知らなかったりといった人ばかりとのこと。「なんで嫌いなのにゴルフのゲームを作ったんだよ」とツッコみたくなりますが、それもそのはず。本作は「ゴルフ」とは名ばかりの、何かがおかしいミッションばかりが用意されているシュールな作品なのです。
下の画像は、ゲーム序盤でプレイするステージのスクリーンショットです。ゴルフなのにテニスコートがあって、手前にはテーブルがあってその上にボールが乗っていて……と、いきなり訳が分からない状況になっています。本作ではとにかくボールを旗に当ててゴールさせることが目的なので、画面をスワイプしてボールを飛ばします。

ゴールに向かって飛んだ!と思いきや、なんと飛んだのはボールではなくテーブル。序盤から本作が持つ支離滅裂さを遺憾なく発揮してくれます。

クリアすると、「テーブルテニス」というメッセージが表示されました。いや、確かに文字通りテーブルテニスだけども……!ここには毎ステージ異なるメッセージが表示されるのですが、シャレが効いたものばかりのため、クリアする楽しみの1つになっています。

別のステージでは、何故かキリンが筆で絵を描いています。点つなぎの要領で線を描いていくと、奥にあるオブジェクトのイラストが表れます。一応観客はいますが、もはやスポーツすら関係ない状態に……!

どうやら本作のキリンは芸術家であるようで、今度は舌を使ってろくろ回しをしています。

ジュルジュルと音を立てながら舐め回す様子に「害はないのかな……」と心配になりますが、粘土を舐め回してできたものは、何とゴルフのパットでした。なんとも本作らしいオチですね。シュールさを極めた本作のミッションが、更に混沌を極めています。

最後に紹介するステージは、何故かリズムゲームが始まるというもの。 ◯に重なるノーツに合わせて画面をスワイプし、完璧にヨガ(?)をこなせばクリアとなります。
成功時の効果音やヨガのポーズはちょっとシュールで脱力感があり、プレイしているとじわじわと笑いがこみ上げてきます。

このように、もはや「物を打つ」というゲームプレイから逸脱したミッションも多く用意されており、何でもありな作品となっています。
本作のミソは、パズルゲームとして見てもアイデアに満ちており完成度が高いところです。いわゆる“バカゲー”というような作品は「一発の面白さ」を重視しているものが多く、継続してプレイすると単調になるものも多いように思われます。しかし本作に関しては、新たなアイデアが次々に現れるため、隅々まで遊び尽くしたくなってしまいます。
今回紹介した他にも、ボールでなく人を走らせるものや、名作ゲームをパロディしたものなど多彩なステージが登場します。定期的なミッションの追加やデイリーミッションも存在するため、長くプレイヤーを楽しませてくれる作品であると言えるでしょう。
PCやゲーム機などでも発売されている本作ですが、指で画面を引っ張ってボールなどを打つ気持ち良さはなかなかクセになるため、ぜひタッチで遊べるスマートフォンのApple Arcade版をおすすめします!
今回紹介した『WHAT THE GOLF』は、Apple Arcadeでプレイできます。iPhoneやiPad、Macなどで200本以上のゲームが遊び放題の「Apple Arcade」について詳しく知りたい方は、こちらの総まとめ記事をご覧ください。
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