
2月23日、「ポケモン公式YouTubeチャンネル」上で配信番組「放課後ポケモン研究部」の第5回が投稿されました。そこで育成に欠かせない「きそポイント」について言及され、ユーザーから驚きの声が続出していたようです。
◆ついに公式が“きそポイント”に言及
「放課後ポケモン研究部」は、YouTubeやABEMAで不定期配信されている公式番組。人気YouTuber・はじめしゃちょーさんや「にじさんじ」笹木咲さんを始めとしたポケモン好き有名人が部活と称して集まり、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の魅力を伝えています。
そんな同番組の第5回配信で取り上げられた「きそポイント」とは、任意のパラメーターを底上げできる要素です。上級者の間では“努力値”という俗称で知られており、ポケモンバトルを勝ち抜く上で欠かすことができません。
一方、隠し要素となっているためゲーム内で正確な数値は確認できませんでした。ただ『ポケットモンスター X・Y』以降はステータス画面などにグラフが表示されるようになり、今はある程度可視化されるようになりました。

とはいえ、実際に「きそポイント」の仕様を知る機会は多くなかった印象です。依然として多くのトレーナーが攻略サイトや外部ツールを活用して、ポケモンの育成に取り組んでいることでしょう。
◆ポケモンバトルの普及に期待も
しかし今回の「放課後ポケモン研究部」では、同作の実況や解説で知られるRefuさんがバトルを意識した育成法をレクチャーする形で「きそポイント」に言及。「パワーウエイト」や「インドメタシン」を始めとしたアイテムの説明も加わるなど、初心者が知っておきたい内容で構成されていました。

さらには、性格によってステータスの補正が変わるシステムまでカバー。これに視聴者からは、「おお…。公式がこういう動画を投稿されるとは…」「ついに公式が基礎ポイントの話きちんとするのか」「あんだけひた隠しにしてた努力値が公式で紹介されるの感慨深い」と驚きの声が続出しています。
ポケモンバトル自体は誰でも気軽に遊べる一方、「ランクバトル」などで勝利するには「きそポイント」を始めとした前提知識が必要不可欠です。しかも能動的に調べなければならないため、敷居の高さを感じていたプレイヤーも少なくはなかったでしょう。
とりわけ若年層が理解するには難しいシステムだった印象ですが、今回の動画でハードルがグッと下がったかもしれません。競技人口の増加や活発化に期待が持てますね!