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「VCT PACIFIC」強豪PRXに善戦を見せるDFM―エースも繰り出したAnthem選手が語る確かな手応え【独占インタビュー】

PRXに敗北するもその内容は決して悪いものではありませんでした。

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「VCT PACIFIC」強豪PRXに善戦を見せるDFM―エースも繰り出したAnthem選手が語る確かな手応え【独占インタビュー】
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『VALORANT』のインターナショナルリーグが、3月25日(土)からいよいよ開幕しました。日本が属するPACIFIC地域には、ZETA DIVISIONとDetonatioN FocusMeが参戦。DetonatioN FocusMeの初戦相手はアジア地域の強豪Paper Rexです。

Paper Rexは複数のデュエリストを採用した攻撃的な動きや、見たこともないような構成を見せることで知られ、昨年「VCT 2022 Stage 2 Masters Copenhagen」では世界2位に輝くなど実力は折り紙付き。また、リーグ開幕の直前にはSengoku Gamingからsmthことsomething選手が電撃移籍。今試合の時点で韓国へ入国していましたが試合には出場しませんでした。

対するDFMはこれまで良い結果を残せていないことから劣勢かと思われていました。しかし、蓋を開けてみるとこの試合はDFMが大きな成長を見せる内容となりました。

1stマップ:パールでは結果として5-13というラウンドスコア差はついたものの、あと一歩かみ合えば、このシーンで撃ち勝てていれば、という内容が多い印象。不要なピークや無理に1v1を仕掛けずに確実にカバーラインの到着を待つといった細かな部分が徹底されていました。

続き2ndマップ:ロータスでは、PRXとの真っ向勝負に挑みます。AメインやChampionsマウンドといった重要なエリアを複数人同士で取り合う場面では素早いカバーと的確なアビリティーによってPRXとのエリア争奪戦は5分。一時はリードを奪うも、残り数ラウンドが取れずに11-13で敗北。マップスコア0-2でPRXの勝利となりました。

そこで今回は、敗北ながらも成長を見せ伸びしろ、可能性を感じさせたDFMからAnthem選手にインタビューを実施。現在のチームの状態や韓国での暮らしについて伺いました。

――試合お疲れ様でした。試合を終えた感想は如何ですか?

Anthem:ありがとうございます。ブラジルの大会から数ヶ月経ち、Seoldamがベンチに回ってtakejがスターティングメンバーに入ったり、僕がIGLになったりチームの中で変化がありました。そんな中でも成長を感じる一戦だったと思います。

――本当に良い内容の試合だったと思います。

Anthem:パールは数字だけみるとラウンド差がありましたが、中身としては劣っていなかったと思います。最後の少人数戦などで差は付いてしまいましたが、全体的には良い内容だったと思います。

――Anthem選手はACEも獲得されていました。どんなお気持ちでしたか?

Anthem:嬉しかったんですけど、次のラウンド何しようってのがあったので一瞬の喜びでしたね(笑)

――カバーをしっかり取れるシーンが多くみられましたが、コミュニケーションも円滑だったのでしょうか。

Anthem:トレードをしっかり取ることは練習でも注意深く意識しています。それが大会でもしっかり出せているので良かったです。

――今回の相手はトリッキーな特徴のPRXでしたがいかがでしたか?

Anthem:もちろん一筋縄ではいかないと思っていて、他に見ない構成なので対策しにくい部分はありました。自分たちの強みとか、相手の構成の穴を突いたりする必要があって難しかったです。

――LOCK//INの試合後にReita選手が「まずは土台を作るところから」とお話されていたのが印象的でしたが、Anthem選手も同じ意見でしたか?

Anthem:そうですね。同じように思っていました。

――ではその土台を作るために強化した部分はどのようなところだったのでしょう。

Anthem:僕らはいろんなチームから集まってできたので、そもそもの考え方や概念が違うところがありました。それを合わせるのが難しく、時間をかけてチーム作りの一環として基礎を固めていきました。

――LOCK//INではReita選手がIGLだったとのことですが、どのような理由で変わっていったのでしょうか。

Anthem:LOCK//INではメインがReita、サブで僕がやっていました。大会後メンバーも替わったなかで話し合いをして、コーチからも僕が良いという話しをしたように記憶しています。あとは自分もIGLをやりたかったので、タイミングが合いましたね。

――やりたい気持ちがあったんですね。

Anthem:試合中の判断で勝敗が分かれるので、自分としては他のメンバーに任せて負けるのはいやだったので、やってみたいと思っていましたね。

――基本的にIGLはお一人なんですか?

Anthem:大枠は僕です、配置的に自分が見えていない部分をメンバーから情報や提案をもらったり、といった感じです。

――今のチームの仕上がりは何点だと考えていますか?

Anthem:他のチームから持ってきたものを再現できているという意味では60点~70点かなと思っています。ただ構成を変えたりしたら0からのスタートだと思っています。

――今回はリーグ戦で戦術面での消耗も考えられますが、いかがですか?

Anthem:試合の間に1週間あるので、その間に同じ構成でも手札を増やしたり構成を変えたりで意表を突くなどが大事になってくると思います。

――韓国でみんなとの共同生活で大変なところはありますか?

Anthem:僕らは練習するときは集まっているんですが、3人ずつくらいに分かれて暮らしています。みんなそれぞれに自分の生活リズムやご飯やシャワーなどの習慣があって難しいですが、思っていたよりは楽ですね。他の人がどう思っているかわかりませんけど(笑)

――練習環境としてはどうですか?

Anthem:みんなで横に並んで練習できるんで後ろのコーチもいて、練習の室としてはオンラインでやるよりはだいぶ高くなっていますね。

――最後にファンへメッセージをお願いします。

Anthem:いつも応援ありがとうございます。リーグ戦で長い戦いになると思いますが、どんどん成長していきます。Masters Tokyoに出場するという目標にたどり着けるように一生懸命頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。


LOCK//INからチームとしての基礎を固め、朗らかな笑顔も見せたAnthem選手。明確な成長が見られたと同時に、2ndマップでの少人数戦や焦りなどの課題も見えています。長いリーグ経てDFMがどんな成長を遂げていくのか、見守っていきましょう。

《Okano@RUGs》
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