
HoYoverseは、PC/PS5/PS4/スマホ向けオープンワールドRPG『原神』にて、Ver.4.0で「階層別マップ機能」を実装予定であると発表しました。
階層別マップ機能はその名の通り、複数の階層に分かれているフィールドにおいて、マップの階層表示を切り替えながら確認できるというもの。サンプル映像では、単に地下と地上を分けるだけでなく、少しでも階層が異なるエリアを1つ1つ確認できる様子が見て取れます。





◆迷いやすい『原神』の地下マップ事情
『原神』では、Ver.3.0で開幕したスメールより「地下マップ」が本格登場。熱帯雨林側にもいくつか存在するほか、主に登場するのは砂漠地帯の遺跡群。いくつかの地下は雰囲気がよく似ているほか、非常に入り組んだ構造となっており、迷ってしまうこともしばしば。
何よりもプレイヤーを困惑させるのは、地下マップの構造がマップ上に表示されないこと。常に地上を映しているため、大まかな位置こそ分かるものの、そこからどの通路を進めば目的地に着くのか分かりません。
また、ピラミッドなどの巨大建造物は地下だけでなく、中層階や上層階などの複数階層になっていることも。より混乱を加速させます。


マップ機能はこれまでにもいくつかのテコ入れを実施。当初は「ワープポイント」も地上にあるのか地下にあるのか不明瞭でしたが、Ver.3.4で地上以外にあるワープポイントに「非野外エリアに位置する」の表記が追加されました。
さらに、HoYoLABで確認できる「テイワットマップ」には、プレイヤー提供による地下マップが追加。ゲーム外で確認する必要があるものの、ある程度の構造を理解できるとあり、他プレイヤーからも歓迎の声が挙がっていました。
Ver.4.0では、地下マップの探索事情が「階層別マップ機能」で一気に改善へと向かいそうです。
◆フォンテーヌでも階層エリアは続投か
階層別マップ機能の登場を受け、プレイヤーからはVer.4.0での開幕を期待される「フォンテーヌ」にも階層エリアが登場するのでは?との声が。

フォンテーヌは水神が治める国であり、詳細は不明ながら「水中探索」らしき新要素の登場も示唆。このことから、フォンテーヌの地下=海底エリアになるとの予想が挙がっています。
あくまでスメール探索に焦点を当てたものか。はたまた今後も登場する階層エリアを見据えた対応なのか。フォンテーヌの詳細発表が待ち遠しいばかりです。