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『スト6』新キャラ「エド」を先行プレイ!“格ゲー力”が試される―多彩な必殺技を武器に、勇気を持って踏み込め

満を持して登場した新キャラクター、「エド」!その実力は如何に。

ゲーム PS5
『スト6』新キャラ「エド」を先行プレイ!“格ゲー力”が試される―多彩な必殺技を武器に、勇気を持って踏み込め
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再びのブームとなっている格闘ゲームシーンを牽引し、今年1月には売上本数300万本を記録するなど大きな人気を集めている『ストリートファイター6』。2月27日からは新キャラクター「エド」の追加が予定されており、その勢いは増すばかりです。

新キャラクターの追加は、昨年9月27日に実装された「A.K.I.」以来となります。この間、ランクマッチやプロの競技シーンなどでは、いわゆる“強キャラ”とされているトップティアに大きく変動はなく、ある程度環境が固まってきているような印象でした。


そんな中、満を持して登場となったのがエドです。果たして彼は現在の環境をも破壊するポテンシャルを秘めているのか、1時間の先行プレイでわかったことをお伝えします。


◆モダンの先駆けのような存在だったエドは、どんなキャラなのか

前作『ストリートファイターV』においてエドは、クリティカルアーツ(『スト6』のスーパーアーツに相当するもの)以外の攻撃には一切コマンド入力が不要であり、ボタンの同時押しや長押しで攻撃が変化するなど、今で言うモダン操作の先駆けのようなキャラクターでした。

また選択制の技に応じて立ち回りを変化させることができ、人によっては波動拳を見てから反応し、割り込んで攻撃できるなどポテンシャルの高さも人気でした。ただ画面中央では大ダメージを取ることが難しく、いかに画面端に相手を追い込み攻撃をしかけていくのかが重要だったという印象があります。

そんなエドは、今作ではコマンド入力で技が出るクラシック操作と、前作『ストリートファイターV』のような操作感でプレイすることができるモダン操作の2つに分かれました。

◆トリッキーな立ち回りが可能だが、お手軽にはいかない?格ゲー力が試されるインファイトキャラクター

先に公開されたトレーラーによると、比較的動作は軽快で直感的に操作がしやすいような印象でした。しかし実際は違っており、最初にクラシック操作で一通り技を試した際、最初に頭に思い浮かんだのは「わー難しい...」といった印象でした。

筆者は普段キャミィやケン、リュウなど、シリーズでは馴染のあるスタンダードなキャラクターを使用しています。そのためトリッキーな技をすぐに使いこなすことができませんでした。

モダンの操作でもアシストコンボでお手軽に強いコンボがどんどん繋がるといった感じではなく、ある程度自分でコンボを組み上げていく必要がある印象。そのため実装初日から誰でも手軽に使えて強い!というよりかは、しっかりと格闘ゲームの知識がある中上級者向けのキャラクターという感じになっています。

通常技の攻撃はリーチが短く、全体的に動作は遅い印象でした。その反面攻撃を出したあとの隙が少ないといった感じです。技をブンブン振って置いておくよりかは、明確に相手の隙をついて攻撃する必要があります。

また、発生の早い小パンチの攻撃もリーチは非常に短く、かなり密着した状態で放つ必要がありました。一度攻撃がヒットしたらコンボで多くのダメージを与えることができますが、前述した通り、その攻撃を通すにはプレイヤーの判断力や相手の立ち回りを見極める必要があります。

Kボタンに割り当てられているフリッカーは、エドの通常攻撃の中では長めに設定されており、技をキャンセルしたりターゲットコンボにしたりと変化を加えることができます。通常技の対空は立ち状態で大Kボタンで入力できますが、リーチが短く昇竜拳のように前に伸びないため、かなり引き付けてから当てないとスカってしまいます。

エドには相手に近づき、接近戦を仕掛ける手段が多く用意されています。その中にはドライブラッシュのように相手の間合いに一気に詰め寄ったり、バックステップして攻撃を回避することができる「キルステップ」という技があります。ゲージを必要としないため、他のキャラクターよりも多く攻撃の機会を得ることができるでしょう。

またODサイコフリッカーという技が非常に面白く、相手を引き寄せて強制的にエドの得意な間合いに連れて来ることが可能です。ゲージこそ必要ですが、ここぞという場面や相手を倒しきりたい場面で使っていきたいところ。エドは通常の移動ステップが短く、歩きも早いほうではないため、こういった技を駆使して戦うことが基本となりそうです。

相手に近づいてからの攻めの選択肢は、全キャラ中トップクラスかと思います。その理由としてボタンの長押しによって変化する技や、フェイントを多く持っているから。ストレートに攻撃を撃つのか、フェイントをかけて後ろに下がり反撃をするのか、投げをしかけるのかなど、強烈なジャンケンを相手に押し付けることができます。コンビネーションがうまくハマれば瞬く間にラウンドを勝ち取ることができるでしょう。

前作『ストリートファイターV』では、技の差し返しが苦手であることがネックとなっていましたが、今作でもそこは変わらないようです。あくまでも近距離での戦いを得意とするキャラクターであり、如何に自分の間合いに持っていくかが重要となります。

なお前作では「ワンツースリー!」と言いながら放つサイコフリッカーがよく使われていましたが、今作ではお手軽に振っていく技ではありませんでした。

エドは、ザンギエフやマノンのような投げを主体としたキャラクターが苦手であると予想されます。また、リュウやケン、JPなどの弾を持ったキャラクターにどうやって近づいていくのかも、エドのやり込みポイントとなるでしょう。

全体的にエドはトリッキーであり、多彩な近接攻撃が用意されているので、それらを散らせて狙いを定めた攻撃を通すまさにボクサーのようなキャラクターという印象を受けました。ただし、お手軽な発生の早い攻撃は少なく、(フリッカーがあるものの)間合いも他のキャラクターより短いため、1歩踏み込まなければ攻めることができません。そのため中足が当たるのか当たらないかといった距離で様子を見ることが多くなります。

攻撃をするのか防御して耐えるのか、攻守のバランスを考えながら立ち回らなければならないので、“格ゲー力”が試されるようなキャラクターとなっています。とはいえ、これだけ多くの技を持っていますし、攻略が進めば強力な連携が発見されることも予想されるので、その未知数な強さに期待しましょう。

『ストリートファイター6』新キャラクター「エド」は、2月27日に配信開始です。


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《河内悠樹》
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