人生にゲームをプラスするメディア

miHoYoが「未上場新興企業」ランキングで世界12位に―評価額が3倍以上に急成長

miHoYoは過去1年間のユニコーン企業評価額上昇率トップ10においても、OpenAI、SpaceX、ByteDance、Canvaに続く世界第5位と位置付けられています。

ゲーム ビジネス
miHoYoが「未上場新興企業」ランキングで世界12位に―評価額が3倍以上に急成長
  • miHoYoが「未上場新興企業」ランキングで世界12位に―評価額が3倍以上に急成長
  • miHoYoが「未上場新興企業」ランキングで世界12位に―評価額が3倍以上に急成長

中国の民間シンクタンクであるHurun Research Institute(胡潤研究所)は、世界の新興企業ランキング「Global Unicorn Index 2024」を発表しました。

Global Unicorn Index 2024(Hurun Research Instituteの発表より引用)

miHoYoがOpenAIやSpaceXと肩を並べる大躍進

本ランキングにおけるユニコーン企業とは「未上場」、「2000年代以降の設立」、「評価額10億ドル以上」の条件を満たす企業を指します。

ユニコーン企業を有するのは「アメリカ」、「中国」、「その他の国・地域」に大別でき、全体の半数を有するのはアメリカでSaaS、フィンテック、AIが主要。4分の1は中国で、AI、半導体、新エネルギーが占めているとのことです。

そうしたグローバルなランキングにおいて、『原神』『崩壊:スターレイル』が人気を博すmiHoYoが大きな飛躍を遂げていることが確認されました。評価額が昨年から158億ドル上昇して230億ドルに到達し、91位→12位のジャンプアップを果たしています。

また、miHoYoは過去1年間のユニコーン企業評価額上昇率トップ10においても、OpenAI、SpaceX、ByteDance、Canvaに続く世界第5位と位置付けられています。

ランキングにはファンタジー・スポーツのプラットフォームも

Hurun Research Instituteはゲーム産業(ゲームを本業とする企業)に属するユニコーン企業として27社を分類しており、miHoYoの他には67位に位置情報ゲームで著名なNiantic(評価額90億ドル)がランクイン。83位には、Dream11とHaegin(ともに評価額80億ドル)が名を連ねています。

Dream11は、インドのファンタジー・スポーツのプラットフォームです。ファンタジー・スポーツは、実在するスポーツ選手を任意に組み合わせたチームを想定・作成し、現実の試合における成績をポイント化して総合順位などを競うオンラインスポーツシミュレーションです。一部には参加料を徴収して成績優秀者に賞金として還元される仕組みのものも見られ、ギャンブルのような性質を持つこともあります。

Haeginは2017年に設立された韓国のゲームスタジオで、日本を含む全世界に向けて配信しているモバイルソーシャルゲーム『一緒に遊ぼう(Play Together)』は累計ダウンロード数1億7,000万を突破しました。2023年には伊藤園とコラボし、東京ゲームショウ2023へのブース出展も行っています。成長率がめざましく、前回956位(評価額10億ドル)からの飛躍を遂げました。

《蚩尤》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『モンハンワイルズ』お笑い芸人たちのキャラクリが本人そっくり!「見取り図」盛山、「パンサー」菅らの再現度にファン絶賛

    『モンハンワイルズ』お笑い芸人たちのキャラクリが本人そっくり!「見取り図」盛山、「パンサー」菅らの再現度にファン絶賛

  2. 『ポケカ』「シロナのガブリアスex」SARイラストが初公開!まさに“王者”と呼ぶに相応しいカッコ良さ

    『ポケカ』「シロナのガブリアスex」SARイラストが初公開!まさに“王者”と呼ぶに相応しいカッコ良さ

  3. 『ウマ娘』新育成シナリオに登場のハイセイコーは、日本の競馬を「おじさんのギャンブル」から「アイドルのステージ」に変貌させた!

    『ウマ娘』新育成シナリオに登場のハイセイコーは、日本の競馬を「おじさんのギャンブル」から「アイドルのステージ」に変貌させた!

  4. 大タル爆弾の“悲劇”よさらば!『モンハンワイルズ』が“めっちゃ快適”になる新要素に歓喜

  5. 誰?誰なの!?『モンハンワイルズ』オトモアイルーとのイチャイチャ中にいきなりの“乱入者”…レア演出が笑い誘う

  6. やっぱり筆頭ランサー!?どんどん出てくる『モンハンワイルズ』と『モンハン4』の共通点にハンターたち騒然

  7. 『モンハンワイルズ』のあるオトモアイルー装備、絵面がヤバいと話題に―触手ウネウネ、脳みそふよふよな冒涜的スタイル

  8. なぜ「イャンクック」を“先生”と呼ぶの?『モンハンワイルズ』で復活する怪鳥に、多くの卒業生が再会を心待ちにする

  9. “休止ハンター”は驚愕!? 今の『モンハン』って進化しすぎ─『モンハンワイルズ』新要素が「一狩り」を大きく変えた

  10. ネタバレ厳禁な名作ADV『Ever17』&『Never7』リマスター版は実況・配信禁止―「本商品の製品特性上、弊社では許諾を一切行っておりません」

アクセスランキングをもっと見る