■「ドラコー」は、入手の難度も“ヤバすぎる”サーヴァント

ここまでは、「ドラコー」の性能に関する“ヤバさ”を伝えてきました。ですが、彼女の復刻がベテラン勢をもざわつかせたのには、もうひとつ別の理由があります。
これは彼女に限った話ではありませんが、実装されるサーヴァントの入手機会は、「恒常」と「期間限定」に分かれます(配布などは除く)。「恒常」の場合、ごく一部の特殊な召喚以外は、どの聖晶石召喚でも入できる可能性があります。しかし「期間限定」のサーヴァントは、ピックアップの対象にならない限り決して排出されません。
中には、長くピックアップの対象にならず、年単位で入手機会のない期間限定サーヴァントもいます。「ドラコー」も初登場以来、一般的なピックアップ召喚には登場しないまま1年以上が過ぎました。

とはいえ、ピックアップの間隔だけで言えば、「楊貴妃」や「ホームズ」など2年前後も対象に選ばれていないサーヴァントもいます。その点だけ見ると、「ドラコー」の入手機会は少ないものの、彼女を上回る者は少数ながら存在します。
ですが、期間限定のサーヴァントを手に入れる手段は、もうひとつあります。それは、定期的に行われる「福袋召喚」です。有償聖晶石を使い、期間ごとに1度だけチャレンジできるこの召喚は、確実に対象内の★5サーヴァント1騎が手に入ります。特定の1騎を狙い打つことはできませんが、数騎の中から1騎が確実に当たるので、普段のピックアップと比べてかなり分のいい勝負です。

そのため、ピックアップ召喚で逃したサーヴァントを「福袋召喚」で手に入れたり、宝具レベル上げに活用したマスターも多いはず。ですが「ドラコー」に限っては、この手段が全く通じなかったのです。