
2025年2月21日(金)~23日(日)の間、東京・幕張メッセで開催された「にじさんじ 7th Anniversary Festival(以下、にじフェス)」。20日の前夜祭と24日の後夜祭を含め、全5日間にわたって150名以上のライバーが出演し、「にじさんじ」史上最大級のイベントとなりました。
本稿ではそんな「にじさんじフェス」の会場レポートをお届けします。
◆多すぎて探しきれない…!会場のあちこちに恒例の“落書き”が
会場に入ると、学校の校舎のようなセットがお出迎え。その周りをにじさんじライバーのスタンディ展示やブース、ステージが囲み、にじさんじ一色となった幕張メッセの姿が眼前に広がります。


会場を見渡すと、柱や壁などのいたるところに“落書き”が書かれています。どれも直筆で、落書きを通じてライバー同士の絡みが見られることも。


ファンへのメッセージやサインなどはもちろん、遊び心満載のイラストもありました。膨大な数の落書きを見ているだけでも時間が過ぎてしまいます……!



会場を散策しているとゲリラ謎ノ美兎さんが歩いていました。前方から全力疾走する姿は、正直怖かったです。

こちらはライブ衣装の展示。総勢19名となるライバーの衣装を写真に収めようと、たくさんのファンが押しかけていました。なかでもローレン・イロアスさんや甲斐田晴さんの衣装は、どの時間帯でも長蛇の列が出来る人気ぶり。

また、クラスTシャツアクリルジオラマスタンドも展示。1期生でまとめられている様子など、ファンにとってはたまらないコーナーとなっています。

展示以外にも、着ぐるみ&ヒーローショーステージやラジオブース、DJフェスなどのリアルタイムで開催されるステージイベントも大盛り上がり。歓声が絶えないステージとなっていました。


◆ライバーの私物や愛用香水、やりたい放題の百人一首まで! 個性あふれる展示が目立つ「美術室」
そして特別教室の展示も見逃せません。ChroNoiRやROF-MAOなど、ユニット活動にまつわるアイテムを展示された「音楽室」や、ライバーと1対1でトークやツーショット撮影ができる「視聴覚室」などがあり、どれも待ち時間ができるほど人気を博していました。
ここではその中でも特に人気で、ライバーの個性あふれる展示が堪能できた「美術室」をご紹介します。

まずはにじさんじフェス恒例の、樋口楓さん主催による私物展示のコーナー。今年のテーマは「配信で買ったモノ」として、総勢27名のライバーの私物が展示されていました。


こちらは甲斐田晴さんの楽曲「何色」のジャケットに使用されたパレット。3周年に発表された楽曲で、配信では「普段Vtuberの楽曲を聞かない人にも届いてほしいという思いを込めて、自分が映らないジャケットになった」と語られています。


次は、空星きらめさんの初配信から登場している“相棒”です。彼女の初配信は、合唱曲『翼をください』を相棒が歌うという狂気を見せつけ、視聴者に「やはりにじさんじか…」と言わしめました。




私物展示と同じくらい目立っていたのが、多数のライバーによる手書きの短歌を展示する「にじさんじ百人一首」。国内のライバーはもちろん、海外で活躍するメンバーも参加し、それぞれの個性溢れる短歌を披露していました。


そんな情緒あふれる綺麗な短歌もあれば、やりたい放題な短歌を書くライバーも。



レイン・パターソンさん主催のライバーの愛用香水の展示では、ムエット(試香紙)も用意されており、直にライバーの匂いを感じることができます。

NIJISANJI EN4期メンバーで構成されたユニット「Luxiem」が配信で挑戦した書道作品の展示や、雪城眞尋さん主催の写真展示など、アーティスティックな展示も。


そのほか会場では、神田笑一さん主催のプラモデル展示やにじさんじのB級バラエティ(仮)に登場したミニ四駆の展示、そして海外ライバーのイラスト展示などもあり、ファンにはたまらない要素盛りだくさんな特別教室となっていました。
本イベントを通して来場していたファンはみな笑顔で、推しの展示やステージを心から楽しんでいる様子でした。
本稿で紹介できたもの以外にも、アトラクションやオープンステージなどのたくさんの見どころがあります。一部のライブステージはアーカイブ配信もあるので、本イベントの雰囲気を味わいたいという方は、そちらもぜひご覧ください。
7周年を迎えたにじさんじ。これからも配信やイベントでファンを笑顔にしていく彼らの活躍に期待しましょう!