2017年に発売した「Nintendo Switch」(以下、スイッチ)は、8周年を迎えてもなお高い人気を誇っており、今も多くのユーザーを虜としています。
その後継機となる「Nintendo Switch2」(以下、スイッチ2)に、スイッチの魅力を受け継ぐ名機としての期待が集まるのも当然の話と言えます。
ユーザーたちは、スイッチ2における性能面はどこを重視しているのか。また、どのような部分に期待しているのか。その傾向を調査すべく行ったアンケートの結果を、まとめてお届けします。まずは、「スイッチ2の性能で重視している点」についての回答をご覧ください。
■第5位「後方互換機能の充実」:10.2%

今回、重視したい性能について、5つの項目に分けて回答を募りました。その中で最も票数が少なかったのは、「後方互換機能の充実」でした。投票率は全体の10.2%に留まっています。
スイッチ2の性能について、その詳細はまだ伏せられていますが、後方互換機能──つまり、現行のスイッチソフトがプレイできる点は明らかになっています。この機能が購入意欲のきっかけになった人もいましたが、機能の充実度については優先順位が低めの結果となりました。
■第4位「グラフィック(美しい描画)」:13.6%

家庭用ゲーム機は、世代が変わるごとにグラフィックが大きく進化し、今では現実と見紛うばかりのリアルな描画も可能となりました。見た目の美しさは非常に分かりやすく、また没入感にも大きく影響するため、ゲーム機の性能を比較する上でも語られやすいテーマです。
グラフィック面をもっとも重要視する声は、全体の13.6%を占めています。決して小さな数字ではありませんが、優先順位としてはこちらも低めと言えます。その理由は回答者ごとに様々かと思いますが、一定の水準を超えていれば、過度な描画までは求めない……という意見もあり、これまでの進化で十分と考えている人も少なくなさそうです。
■第3位「パフォーマンス(安定したフレームレート等)」:17.6%

見た目(グラフィック)と同様に、ゲーム機同士の性能で比較されやすいのが「パフォーマンス」です。例えばフレームレートが高く安定していれば、ゲームプレイをよりよく感じられ、記憶に残る体験も満足度が高くなります。
そのため、「パフォーマンス」の良さを重要視した人も多く、今回のアンケートでは17.6%を占めました。ゲーム機は世代が進むことで、プレイ体験の幅が広がります。そのため、今の時代に相応しい性能をスイッチ2にも望むのも、自然な成り行きと言えるでしょう。