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待望の『バニーガーデン2』は、今回も“お紳士”の心をくすぐってくれるの? 新キャラとの魅惑的な会話からパワーアップした新要素まで【プレイレポ】

一部のスイッチユーザーに大きな衝撃を与えた『バニーガーデン』の続編が、満を持して登場しました。シリーズ最新作の『バニーガーデン2』は、どのような魅力を備えた作品なのか。そのプレイ体験をお届けします。

ゲーム プレイレポート
待望の『バニーガーデン2』は、今回も“お紳士”の心をくすぐってくれるの? 新キャラとの魅惑的な会話からパワーアップした新要素まで【プレイレポ】
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■『バニーガーデン2』で膨らむキャストとの交流

接客と本音が入り混じる会話の数々こそ、『バニーガーデン2』の魅力が最も詰まっているポイントです。また、英梨紗の一例で取り上げた通り、新キャストたちの可愛さも期待以上。これだけでも、『バニーガーデン2』を遊ぶ価値は十分あります。

しかも、キャストとのやりとりは、カウンター越しの会話だけに留まりません。キャストと仲良くなるとミニゲームに誘ってもらえますが、前作から引き継いだものだけでなく、「あーんゲーム」「カルタ合戦」「目隠し鬼」が追加されました。

「あーんゲーム」はキャストからの提案ではなく、任意で選べる食事メニューから行えます。そのタイトル通りに、チョコバナナやおでんのちくわなどを「あーん」して食べさせる、もしくは食べさせてもらうというゲームです。

食べさせる時は、キャストが口を開けて待っており、その無防備な姿が愛らしいばかり。一方、食べさせてもらう時は、遠いところに食べ物を持っていくといった意地悪をされることも。そんな小悪魔な振る舞いもたまりません。

「カルタ合戦」は、クイズを読み上げ、その正解が書かれたカルタを先に取るというもの。こちらは、カルタごとに割り振られたボタンを入力するだけ……なのに、カメラ視点を動かすと、そこには前かがみになった対戦相手の胸元が。

思わぬラッキーセクシーに見とれていると、相手にカルタを取られてしまいます。カルタを取るか、ラッキーを取るか、実に悩ましいばかりですが、お紳士なら答えは一択かもしれません。

そして「目隠し鬼」は、キャストが発する声で位置を探り、相手を追い詰めるというゲーム。目隠しなので画面は暗転しており、キャストがいる方向は音声を頼みに辿るのみです。ASMRによる臨場感が味わえるため、イヤホンやヘッドフォンの装着をおすすめします。

また、閉店後にアフターを楽しんだり、旅行に出かけるといった外出は、前作でも行えますが、『バニーガーデン2』ではさらに開店前の店外デート、いわゆる「同伴」も可能になりました。

猫カフェではしゃぐ姿など、「バニーガーデン」ではあまり見せない一面を覗かせてくれるなど、同伴ならではの一幕が見られるのも嬉しいところ。また、同伴で競馬場へ行くと馬券を買うこともでき、当たれば配当金が手に入ります。キャストの可愛さだけでなく資金繰りにも役立つとは、同伴侮りがたしです。

このほかにも、2人きりで過ごすVIPルームでは専用のASMRを堪能できたり、さらに仲を深めればお泊まり旅行にも出かけられるなど、キャストとの交流は様々な形でプレイヤーの心をくすぐります。


『バニーガーデン2』のプレイは、キャストとの心地よい会話と、時折混じる本音に触れる嬉しさに満ちています。そのため、プレイヤーの好みと合うキャストがいるかどうかが、本作を楽しめる分水嶺と言えるでしょう。

しかしその点も、6人と倍増したキャストの布陣により、前作よりも受け皿が広くなっています。また、見た目だけでは琴線に触れずとも、実際に話してみると徐々に惹かれていく、というのも珍しくありません。

ミニゲームの追加や同伴などのおかげで、前作と比べて日々のメリハリも増えており、『バニーガーデン2』はあらゆる面で大きなパワーアップを遂げた作品です。人を選ぶ作風ではありますが、期待に応えてくれるポテンシャルを十分に秘めています。

強いて厳しく言えば、ゲーム性は前作とほぼ変わらず、バリエーションが増えただけと表現することもできます。抜本的な新要素や、これまでにないゲーム性などは用意されておらず、『バニーガーデン』の延長線上にある作品なのも確かです。

そのため、大きな進化を望んでいる人にとっては、あまり向いていない作品かもしれません。とはいえ、進化を目指した挙句、『バニーガーデン』ではない作品になってしまうのも困りもの。前作で味わった“夢のような日々の続き”を味わいたいなら、『バニーガーデン2』をプレイしない理由はありません。

作中の主人公は週に何万円もの額を注ぎ込みますが、プレイヤーである我々が支払うのは3,480円(税込)だけ。ちょっといいお酒を飲む代わりに、『バニーガーデン2』という娯楽を味わうのも乙なものです。

《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

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