Matt Hazardの初主演作は1983年にアーケードゲームとして発売された「The Adventures of Matt in Hazard Land」。その後ドイツの研究所でMatt Hazardが戦うFPS「Matt Hazard 3D」などで成功を収めるも、デフォルメされてカートレースのゲーム「Haz-Matt Carts」に登場する辺りから迷走がスタート。初代作をプレイした世代が親になり、子供にゲームを買い与える需要を当て込んだ「Choking Hazard: Candy Gramm」という新作が作られるも、メルヘンなキャラをリアルなMatt Hazardが倒していくというピントのずれた内容で失敗……という耳の痛い設定となっており、本編のパロディの切れ味が期待されるところ。現時点では日本発売は不明ですが、これからの情報公開が注目されます。
《水口真》