東京ゲームショウでプレイアブル出展された『METAL GEAR RISING REVENGEANCE』。雷電が主役のスピンオフとして正式発表されたのは、なんと2009年のE3でした。ゲームデザインや開発陣、タイトルの変更、さらに直近ではプラットフォームの変更など、これまでの3年以上の開発期間に、ほんとうに様々なことがありました。それらを考慮すれば、必然的に不安の声も挙がってくるもの。ただ実際プレイしてみた率直な感想は「これは“メタルギア”ではないが、すごくいい」。本作で大きくフィーチャーされているのが「自由切断」。右スティックを使って好きな角度で斬ることができる、という特徴は周知の通りですが、体験した感想は、その特徴以上に「緩急のメリハリが半端無いハイスピードアクション」というものでした。ハイスピード「ニンジャラン」→ スロー演出「斬撃モード」 → 包丁捌きのような高速ザクザク「刀を振る」→ そこから敵の肝を抜き取る「奪」。この一連の動作における緩急が壮快感に大きく貢献しています。自由切断がもっと上手く扱えるようになれば、さらにアクションゲームとしての旨味を感じられるはず。TGSトレイラーではこれらのアクションシーンも多く見ることができます。プレイは最後にボスとして「LQ-84i」が登場。ステージイベントでも菊池さんが触れていましたが、こいつが本当に強い! ステージイベントでのアドバイスをふまえ、イージーでプレイしながら倒すまでにかなり苦労しました。東京ゲームショウの限られた時間でボスを倒すためには「イージー設定&カットシーンSKIP」は必要かも。プラチナゲームズの稲葉氏も難易度については言及しており、最終的には幅広いユーザーが遊べる難易度が用意されるのでは。『メタルギア ライジング リベンジェンス』は、PlayStation 3で、2013年2月21日に発売予定です。
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