人生にゲームをプラスするメディア

「イイと直感したものは貪欲に追求を」『GRAVITY DAZE』の外山氏が学生にエール

3月30日(土)、神戸電子専門学校でゲームソフト業界のセミナーが開催され、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオのクリエイティブディレクター 外山圭一郎氏が講演を行った。

ゲームビジネス 人材
講演の様子
  • 講演の様子
  • 講演の様子
  • 外山圭一郎氏
3月30日(土)、神戸電子専門学校でゲームソフト業界のセミナーが開催され、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント JAPANスタジオのクリエイティブディレクター 外山圭一郎氏が講演を行った。

講演ではPlayStation Vita用タイトル『GRAVITY DAZE』の制作過程を、企画立案から詳しく解説。同タイトルは、キャラクターが重力を操作し、空間を自由自在に移動して敵と戦うゲーム。ホラーゲームを得意としていた外山氏にとっては、新ジャンルへの挑戦だったとのこと。

「責任感やモチベーションを持てるようスタッフを統率し、各自が要望をいいやすい関係性をチーム内でつくること」と、制作過程における重要な要素として、「ディレクターとしてすべきこと」にも焦点を当てた話が印象的であった。

「これがイイ! と直感したことを貪欲に追求してください。昔からアートや芸術作品に興味があり、いろいろなものを見て勉強してきました。作品にもその影響が色濃く出ていると思います。しかし、後でゲーム制作に役立てようと思っていたわけではありません。そのとき『いいな』と直感したものを貪欲に追求すれば、それがたまっていって、後で役に立つものだと思います。興味のないことを無理にやっても蓄積はされないものです。」

(C) 2012 Sony Computer Entertainment Inc.
《編集部》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲームビジネス アクセスランキング

  1. 任天堂が65歳定年制を導入

    任天堂が65歳定年制を導入

  2. ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

    ポケモンはここで作られる!ゲームフリーク訪問記(前編)

  3. 国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

    国際学生バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)決勝大会の出展作品を徹底リポート

  4. 「パワプロ」生みの親、大阪電通大教授・長江勝也さん死去

  5. 閉店になった洋ゲー専門店「ゲームハリウッド」、海外ゲームソフトは「未来百貨」で販売継続

  6. 『FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア』を支える中国のデベロッパー・・・バーチャスインタビュー(後編)

  7. ミドルウェア開発からゲーム制作まで~シリコンスタジオにPS3『3Dドットゲームヒーローズ』について聞く

  8. ポケモンが現実世界と仮想世界を繋いでいく、20年目の挑戦・・・株式会社ポケモン代表取締役社長・石原恒和氏インタビュー

  9. 任天堂経営方針説明会、要点チェック(8/8 17:00 update)

  10. 株式会社サクセスを名乗る架空請求にご注意

アクセスランキングをもっと見る