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YouTubeの“コンテンツID機能”の影響によりユーザー投稿のゲーム動画が削除、メーカーから対応の動きも

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大型掲示板やユーザー投稿型の動画配信サイトから発展、イベント開催や新作プロモーションなどではメーカーから公認で取り上げられ、今やひとつの文化になりつつある「ゲーム実況配信」。権利者にとっても解釈は分かれており未だにグレーゾーンとされているこのカルチャーに、YouTubeに備わっている「コンテンツID機能」がストップをかけました。

12月11日より、YouTubeにユーザーから“無許可”で投稿されたゲーム動画が次々と「自動削除」されるというケースが頻発しています。これは先日アップデートされた「コンテンツID機能」によって自動的に行われているもので、権利者が予め提出した動画・音声ファイルと照合を行った上でNGが出たコンテンツの音声をカットしたり、動画自体を削除してしまうという機能です。一見すると完全な違法コンテンツからグレーとされる動画まで次々と自動で対応することが出来る便利なシステムとも言えるのですが、この「コンテンツID機能」に対してゲーム業界では様々な解釈、対応が行われています。



例えば『Diablo』や『StarCraft』などで知られるBlizzard Entertainmentでは、「もしYouTubeの仕様変更によって動画が削除されたなら、連絡を受け次第許可の申請を送る」と公式Twitterで発表。Valveからも「Valveのゲーム動画を投稿してきた皆さん、心配ありません。私達が制作したゲームは動画コンテンツとしての投稿が許可されていますし、YouTubeのみならず全ての動画投稿サイトにおいても同じことです。とは言えゲーム内で使われているアセットの無断使用は許可していませんし、全てがフリーと言う訳ではありません」とアナウンス。Oddworld InhabitantsやCapcom Unityの公式Twitterでも「動画が削除されてしまっても申告してくれればすぐ再公開してもらえるよう申請する」と報じています。この声を受けてユーザー達からはコンテンツID機能による「自動削除」は失策だったとの声もありました。

ですが、各メーカーも決して違法コンテンツを認めている訳ではありませんし、起動後に「動画投稿禁止」の旨を表示させるゲームタイトルも存在します。国内メーカーでは「後半のネタバレは禁止」「動画タイトルにゲーム名を記載すればOK」「ゲームモードによっては禁止」など、こちらもやはりケースバイケース。YouTubeに実装されているコンテンツID機能が行った「自動削除」はまだまだ不完全であると言われていますが、禁止されたゲーム動画を投稿するユーザー達もまた「不完全」とも言えます。YouTubeは「コンテンツIDに関するクレームや異議については随時対応していく」とコメントしていますが、今後の動向によってはゲーム業界全体に波紋を呼ぶことになりそうです。
《Game*Spark》
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