
「東京ゲームショウ 2019」一般公開日1日目となる9月14日、カプコンブースでは『モンハンスターハンターワールド:アイスボーン』スペシャルステージが行われ、辻本良三プロデューサーと市原大輔ディレクターがさまざまな角度から同作の魅力を紹介しました。
まずは、10月10日の無料アップデートで追加されることが発表された「金獅子ラージャン」をあらためて紹介しつつ、辻本氏、市原氏を含むカプコンスタッフ4名で会場に出展されているものと同じ条件でラージャンに挑戦します。
市原氏によれば『モンハンワールド:アイスボーン』のラージャンはグラフィックはもちろん、動きもリアルになっているとのこと。実在するゴリラやチンパンジーなどの霊長類はナックルウォークと呼ばれる4足歩行をしますが、本作のラージャンはゴリラのように前脚を軽く曲げながら歩くそうです。「これにより(たとえ同じ身長でも本作の方が)腰の位置が低くなるため、尻尾を狙いやすいと思います」と語りました。
ラージャンに関しては辻本氏と市原氏から、拘束攻撃のダメージが大きいので、捕まったときは即座にはじけクルミや閃光弾を使うのが望ましいことや、『モンスターハンター4』のラージャンにも見られた「闘気硬化」状態があることが紹介されました。


写真右:ハンターはラージャンがおいしくいただきました…とならないよう、拘束攻撃は即中断させましょう
両方の前脚が赤黒く肥大化するのが目印となる「闘気硬化」は、発動時は罠を見つけると握りつぶしてしまううえ、前脚の肉質も固くなるとのこと。正攻法で、かつ背後から攻撃するのが効果的だそうです。

実機プレイ映像をまじえたラージャンの紹介が終わったあとは、来場者参加型の「冰龍イヴェルカーナ」討伐チャレンジクエストを実施。15分以内に倒せれば、ステージ前のギャラリーを含む来場者全員に特製クリアファイルがプレゼントされます。


市原氏は「今回のイヴェルカーナとの戦いでは、2回ある落石チャンスをいかに成功させるかがカギです」と語りつつ、有言実行で落石によるダメージをきっちり蓄積させ、来場者3名と力を合わせて着実に体力を削っていきます。


辻本氏も「これはいいペースですよ」とお墨付きを与えるペースで戦いを続けますが、市原氏を含む2人が正面からイヴェルカーナに接近を試みたところにブレスが飛んできて一網打尽。それまでに1回倒れた人がいたため、画面には「QUEST FAILED」の見慣れた赤い文字が……。辻本氏が「…クリアしました! いやーよかった!」と咄嗟のフォロー! 無事(?)にクリアファイルがプレゼントされたのでした。

2つの大きな戦いを終えると、辻本氏は2020年以降も『モンハンワールド:アイスボーン』発売2周年企画をはじめさまざまな(ゲーム内)イベントやアップデートを行っていくことを約束し、スペシャルステージは幕を閉じました。
最後に、ステージで発表された新情報をまとめて紹介します(9月12日、TGS初日に発表されたものを含みます)。これらの情報に関する詳細や続報は、本作の公式サイトや、開発陣が自ら最新情報を発信する動画「デベロッパーズダイアリー」などで随時発表していくとのことです。














写真右:『モンハンワールド:アイスボーン』はダウンロードカードも発売中
