※本記事は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の内容に触れています。ネタバレにご注意ください。

ファンの間で長らく議論されている『ポケットモンスター』世界の食料事情。一部界隈では「ポケモンを食べている」と囁かれてきましたが、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(ポケモンSV)』で食料にまつわる新事実が発覚しました。
◆“ポケモン食”が盛んな「パルデア地方」
今作の舞台「パルデア地方」には国際色豊かな飲食店が存在しており、さまざまなグルメを堪能することができます。ラーメンや寿司といった現実世界でも馴染み深い料理が食べられるのですが、なかにはポケモンが食材に使われているメニューもちらほら…。
たとえばスペインバルのようなお店「バル・キバル」には、「ガケガニ・アル・アヒージョ」なる料理が。名前と写真から察するに、恐らく新ポケモン「ガケガニ」のハサミが料理に使われているのでしょう。

また「来来来軒」という中華料理店では、箸休めに丁度良い一皿として「ノノクラゲとキュウリの酢の物」を提供しています。やはり『ポケットモンスター』の世界でポケモンたちは食べられていたのかと思いきや…。

◆誰も傷つかない“ポケモン食”
どうやら「ガケガニ」も「ノノクラゲ」も、屠殺や狩猟によって食材化しているわけではない様子。そもそも「ガケガニ」はハサミが取れやすいらしく、ゲーム内でも「おとしもの」として「ガケガニのハサミ」を見かけることがあります。

「ノノクラゲ」に関してもポケモンずかんの説明を見ると、「剥がれ落ちた 体の ヒラヒラは 歯ごたえがあって とても 美味しい」との一文が。こちらも「おとしもの」になっているので、採取されたものが料理に使われているのでしょう。

ほかにも「ミガルーサ」というポケモンには、体の贅肉を自ら切り離すという生態があります。直後は骨だけのスカスカな姿になってしまうものの、高い再生能力で肉体の復元が可能。ちなみにポケモンずかんの表紙には、三枚おろしになる瞬間が激写されていました。

ポケモンを食材にしている点は少しショッキングにも思えますが、決して命を奪っているわけではないよう。食料事情の謎が少し解明された今、むしろどのような味なのか気になってきますね!