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『NIKKE』“尻揺れデバフ”に修正はいる! お尻を揺らしながら最高のDPSを叩きだせる新時代に突入

以前まではダメージの代償にお尻の揺れを固定しなければなりませんでした……。

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『NIKKE』“尻揺れデバフ”に修正はいる! お尻を揺らしながら最高のDPSを叩きだせる新時代に突入
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スマホ向けシューティング『勝利の女神:NIKKE(メガニケ)』。本作には「お尻を揺らさないこと」で与ダメージを向上させるテクニックがプレイヤーの間で話題になっていました。不具合ではあるのですが、一部のプレイヤーに尻揺れを取るか、DPS(火力)を取るか選択を迫っていた本現象。本作の魅力ともいえる演出をあえてオフにすることでDPSが上昇するという内容が、プレイヤーに葛藤をもたらしていました。

しかし、2022年12月8日のアップデートにて「画面の振動設定によって、ダメージの差が発生する不具合を修正しました。」の文言と共に上記の衝撃的な不具合が解消。これによってお尻を揺れさせることで生じるデメリットが無くなった形になります。

そこで本記事では、前述の不具合をアップデート前・アップデート後にわたって検証を実施。本当に臀部を揺らさないことでDPSが上昇していたのか、そしてアップデートによって臀部を激しく揺らしていてもDPSを維持できるようになったのか、調べてみました。

◆本当に尻揺れのオン・オフで“強さ”に差はあったのか?

さて、あらためて本作はストーリーやシューティングゲームとしての側面のみならず「可愛い女の子の背中が眺められる」というのが魅力のひとつ。射撃時にお尻が揺れる姿は、ネット上で大きな話題となりました。

そんな中で発生していた「お尻の揺れを抑えることによってダメージ量がアップ」するという、本作の意義に関わる不具合……。こちらに関して、「尻揺れ状態」のメンテ前・メンテ後、そして「お尻を固定した状態(メンテ前)」と3パターンに分けざっくり比較検証を行いました。

「尻揺れ」オン状態では設定項目の「特定部位モーフィング」「フォグレベル調整」にチェックが入っているので、検証ではそれらをオフに。そうすることで「特定部位(お尻)」を固定することが可能です。今回は念のため「効果」の項目を「基本品質」に変更し「物理効果」オフとしました。

本検証は、レベル1の「ラピ」単騎、ユニオン訓練場の3番目配置・オートエイムにて、1分30秒での総ダメージ数を算出。検証としてはいささか心許ないですが、試行回数は10~20回。検証時の端末は「iPhone 11 Pro」となります。……試行回数に差があるのは、本記事執筆中にメンテでの修正が入ってしまったという事情があることを先に釈明しておきます。

さて、今回「ラピ」をピックアップした理由は、筆者の偏見で「彼女が一番揺れている!」と感じているから。通常時は太ももまでぷるぷる揺れていたのに対して、前述の効果をオフにしている場合は揺れがかなり控えめ。どこか悲しい気持ちにさせてくれます。

●尻揺れ状態での検証結果(メンテ前)

試行回数:20
与ダメージ平均値:76720.4

●尻固定状態での検証結果(メンテ前)

試行回数:12
与ダメージ平均値:78014

上記を鑑みて、「お尻を固定した方がDPSが向上する」というのは事実と言えるでしょう。強さを求めるなら、大事なものですら切り捨てる覚悟を持たなければならないということでしょうか……。しかし、タイミング良く?検証中に、この結果が不具合として修正が入りました。

そこで早速、メンテ後の尻揺れ状態でDPSを測定します。はたして本当に修正されているのでしょうか?

●尻揺れ状態での検証結果(メンテ後)

試行回数:20
与ダメージ平均値:78283

なんと、お尻を揺らしているにもかかわらず、固定時と遜色のない数値をはじき出す結果に! 不具合は解消されたとみて良いでしょう。不具合ではありますが、尻揺れ派にとっては“デバフ”がなくなりました。

ゲーム全体を通したモチベーションで考えるならば尻揺れは軽視できない要素。ストイックな精神を探求するのも重要ですが、揺れを切り捨てるということは本作の醍醐味を削ることになります。

以前までは「強さか、お尻か」という究極の二択を迫られていたのですが、今回のアップデートで「お尻を揺らしながらも人は強くあれる」ということが判明しました。

【検証結果】
●「尻揺れ状態での検証結果(メンテ前)」2022/12/7計測
試行回数:20
与ダメージ平均値:76720.4

●「尻固定状態での検証結果(メンテ前)」2022/12/7計測
試行回数:12
与ダメージ平均値:78014

●「尻揺れ状態での検証結果(メンテ後)」2022/12/8計測
試行回数:20
与ダメージ平均値:78283

検証時使用デバイス:iPhone 11 Pro
「10.画面の振動」で修正について言及されている

以前まではお尻を犠牲に手に入るDPSという“バフ”が確かに存在していた本作。ストイックに強さを求める方は断腸の想いでお尻を固定する必要がありましたが、今はもう昔。お尻と強さの両方を手に出来る時代が到来したようです。


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《高村 響》

多義的に面白いことが好きです 高村 響

兵庫県生まれ。子供の頃からゲームを初めとしたサブカル全般にハマっていたものの、なぜか大学にて文学研究で博士課程まで進むことに。本が好きで、でも憎い。純文学を中心とした関係性の中で生きていたが、思うところあってゲームライターに転向。その結果、研究のさなかゲームをしまくっていたことが恩師にバレつつある。 読んでくださっている皆様、どうぞよろしくお願いします。

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