人生にゲームをプラスするメディア

拷問部屋に強制ワープ!?子ども心にトラウマを植えつけた『ドラえもん』ゲーム3選

ゲームプレイ中に「拷問部屋」へワープ…って何事!?

ゲーム 特集
「ドラえもん プラス」6巻(藤子・F・ 不二雄/小学館)
  • 「ドラえもん プラス」6巻(藤子・F・ 不二雄/小学館)
  • YouTube「Nintendo 公式チャンネル」より
  • YouTube「Nintendo 公式チャンネル」より

日本人なら誰もが知る国民的アニメ「ドラえもん」。そのゲームと聞けば、多くの人がほのぼのとした子ども向けのゲームを連想するでしょう。ところがひと昔前の“ドラゲー”は違いました…。今回は、「ドラえもん」ゲームのトラウマ3選をご紹介します。

◆ひみつ道具が敵になる異色作

ドラえもんたちの冒険にはひみつ道具がつきもの。しかしそのひみつ道具がもし反乱を起こし、敵になったら…。そんな悪夢のようなストーリーを実現したのが、1991年に発売されたゲームボーイ専用ソフト『ドラえもん 対決ひみつ道具!!』です。

文字通り、ひみつ道具が敵として立ちはだかるアクションシューティングゲーム。プレイヤーはドラえもんを操作しながら、幽閉されたのび太たちを助けに向かうのですが――。

ややシリアスな世界観と相まって、プレイ中に流れるBGMは終始不気味。そのうえ終盤のステージでは、これまでナビゲーターを務めていた「正直太郎」というひみつ道具が故障し、意味不明な言葉をしゃべり始める展開を迎えます。

当時ゲームをプレイしていた人からは、「壊れた正直太郎が結構トラウマ」「急に故障するからびっくりする」といった声も多く、その異色さがよく分かるでしょう。

◆子ども向けゲームなのに拷問部屋

「ドラえもん」初のファミリーコンピューター用ソフト、通称『ドラえもん(FC)』も多くの人にトラウマを植えつけた作品です。ストーリーは「開拓編」「魔境編」「海底編」の3つで構成されているのですが、そのうちの「海底編」にトラウマとなる部分が…。

というのもポイントアイテムを獲得しすぎると、ドラ焼きと骸骨が乱れ飛ぶ「拷問部屋」へ強制ワープ。そこでドラ焼き20個を獲得するまで、延々と攻撃され続けます。

この“拷問部屋”というネーミングは、ファンの間でそう呼ばれているだけなのかと思いきや、実は公式発祥。取り扱い説明書の中にしっかり明記されていました。

子ども向けゲームであることを考えると、かなり攻めたネーミングと言えるでしょう…。

次ページ:ラスボスがあまりにも強すぎる?!多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた『ドラえもん2 のび太と光の神殿』

《サワディ大塚》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ゲーム アクセスランキング

  1. 優勝賞金を上回る弁償代を支払うハメに…海外格闘ゲーム大会で優勝プレイヤーがイスを“ぶん投げ”て照明を破壊

    優勝賞金を上回る弁償代を支払うハメに…海外格闘ゲーム大会で優勝プレイヤーがイスを“ぶん投げ”て照明を破壊

  2. 賞金総額約93億円「eスポーツワールドカップ」が豪華絢爛な開会式で開幕!ストリーマー・SHAKAは『スト6』試合をウォッチパーティー

    賞金総額約93億円「eスポーツワールドカップ」が豪華絢爛な開会式で開幕!ストリーマー・SHAKAは『スト6』試合をウォッチパーティー

  3. 注目集まる『ZZZ』ってどんなゲームなの? 人気の理由から魅力の核まで、まるっとお届け─リリース版の新要素も要チェック

    注目集まる『ZZZ』ってどんなゲームなの? 人気の理由から魅力の核まで、まるっとお届け─リリース版の新要素も要チェック

  4. 全て2,000円以下! あの頃夢中になった『妖怪ウォッチ』、PSやPS2を彩った作品のHD版、そして『結合男子』もお買い得【eショップ・PS Storeのお勧めセール】

  5. 『パルワールド』初の大型アップデートが配信開始!新エリアやPvP闘技場、レーザーライフルやパル自動解体コンベアなど登場

  6. ゲームを遊ばない人から見たらあの名作たちの内容は「非常識」?言われてみれば確かにものすごいかも知れない

  7. キリン装備の「ティファ」がやっぱり凄い!『FF7EC』×『モンハン』コラボで屈指のセクシー衣装を着こなす―「巫女服エアリス」と共にじっくり観察

  8. 『龍が如く』最新作が2,728円、スイッチの『ドラクエ』派生作もお手頃価格! PS5やスイッチもお得なゲオ店舗のゲームセールを現地調査

  9. 『学マス』水着衣装の花海咲季が“腹筋バキバキ”で話題に―他アイドルと見比べても圧倒的な割れっぷり

  10. 6月だけで630人以上のゲーム業界関係者が失職―2024年の失職者は1万人を突破か

アクセスランキングをもっと見る