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幻の実写版『シュタゲ』では、長瀬智也さんがオカリンを演じていた...?原作者・志倉千代丸氏が隠されたエピソードを告白

すべては偶然だ。

ゲーム Nintendo Switch
幻の実写版『シュタゲ』では、長瀬智也さんがオカリンを演じていた...?原作者・志倉千代丸氏が隠されたエピソードを告白
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人気アドベンチャーゲーム『STEINS;GATE』(シュタインズ・ゲート)を原作とした実写版ドラマが放映された世界線があったようです。原作者である志倉千代丸氏が自身のTwitterで明かしています。

◆幻に終わった実写版『シュタゲ』

志倉氏によると、2011年に放映された同作のアニメが一段落した頃、民放で実写版を作成する企画が持ち上がったとのこと。それは“某民放局ドラマ班の大ヒットプロデューサー”からのオファーであり、志倉氏も同プロデューサーの作品を好んでいたため、実写向きのプロットを提案するなど協力をしていたといいます。

そんななか、「キャスティングの件、主人公の岡部倫太郎役につきましては、ジャニーズでお願いします」という話が浮上。この依頼に対し志倉氏は、「正直違う。理不尽だと最初は思った。ジャニーズには好きなタレントも多い。でも、作品との相性は別だ」と大いに悩みながらも、「それでもやろう!」と決断。

ただしその条件として、志倉氏の中で唯一キャラクターの再現性が見えたと語る、当時TOKIOのメンバーであった長瀬智也さんを提案したと振り返ります。

しかしながら、主人公のキャスティングに関しての権限はないという結果に終わり、志倉氏も「それでは全て白紙でお願いします。勉強になりました。ありがとうございます。」と返答。文字通り、全ては白紙となりました。志倉氏は作品を守るために決断したと言えるでしょう。

もし長瀬智也さんが岡部倫太郎を演じていたら?一般的な民放ドラマの約11話のなかで、志倉氏がどのように『STEINS;GATE』を表現しようとしたのか?妄想を掻き立てられるエピソードですが、残念ながらそれらがリアルブート(実現)されることはなかったようです。

なお同作は、スカイダンス・テレビジョンによるハリウッド実写化が2020年1月に発表されましたが、現時点では続報はありません。


『STEINS;GATE』をアニメを用いて再構築した作品『STEINS;GATE ELITE』は、PS4/PS Vita/ニンテンドースイッチ/Steam向けに発売中です。


《Okano》

「最高の妥協点で会おう」 Okano

東京在住ゲームメディアライター。プレイレポート・レビュー・コラム・イベント取材・インタビューなどを中心に、コンソールゲーム・PCゲーム・eスポーツについて書きます。好きなモノは『MGS2』と『BF3』と「Official髭男dism」。嫌いなものは湿気とマッチングアプリ。

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