人生にゲームをプラスするメディア

『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】

『ファミコン世界大会』は、単なるレトロゲームの詰め合わせや、ミニゲーム集ではありません。果たして、その独自の魅力とは?

ゲーム 特集
『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】
  • 『ファミコン世界大会』は“単なるミニゲーム集”じゃない! ストイックな競技性と「失敗」のない世界が、時間を無限に溶かす【プレイレポ】

ファミコンブームが巻き起こった当時、ファミコンソフトを使った大会が幾度も行われました。企業が主体で行う大規模な催しや店舗主体もありましたし、友達同士が集まって競い合うのもミニマムな大会といえます。また1990年には、任天堂による公式ゲーム大会「Nintendo World Championships」が北米地域で行われた模様です。

この大会名をタイトルに冠した『Nintendo World Championships ファミコン世界大会』(以下、ファミコン世界大会)が、2024年7月18日に登場。本作は、当時盛り上がったファミコンゲームの一場面を切り取り、特定のお題をいかに早くクリアするかを目指すゲームです。

ニンテンドースイッチで遊べるファミコンソフトはいくつもありますが、本作では通して遊ぶのではなく、いわばミニゲーム形式でタイムアタックに挑むというもの。そのため、『メイド イン ワリオ』シリーズや『ファミコンリミックス』に近い印象を抱いた人もいることでしょう。

ですが、この『ファミコン世界大会』は、前述の作品と似ているようで全く異なります。その違いとは何なのか、そして本作はどんな特徴を備えているのか。実際にプレイした体験を通して、『ファミコン世界大会』の魅力に迫ります。

■シンプルゆえに奥深い『ファミコン世界大会』

『ファミコン世界大会』には、『スーパーマリオブラザーズ』や『ゼルダの伝説』といった、ファミコンを代表する13タイトルを対象に、150以上のステージが用意されています。そして、各ステージごとに設定されたお題をいかに早くクリアするか。それが、本作における唯一にして最大の目的になります。

最初は13タイトルの1ステージ目をそれぞれ自由に選ぶことができ、プレイの結果によって「コイン」を獲得。そのコインを使って更なるステージを解放したり、プロフィールに使えるアイコンの獲得できます。

ステージの長さはお題によって異なりますが、「『スーパーマリオブラザーズ』の1-1でスーパーキノコを取る」や「『ドンキーコング』で最初のハシゴを登る」といったステージはかなり短く、ほんの数秒で目的の達成が可能です。そのため、コンマ以下のわずかな動きもタイムに大きく影響します。

一方で、『スーパーマリオブラザーズ』を1-1から初めて8-4までクリアする「最速クリア競争」となると、土管ワープを駆使してもそれなりの長尺になり、いかに長く集中できるかがタイムアタックのカギになります。

このように、お題もボリュームも様々なステージがたっぷり揃っており、その全てでタイムアタックを目指すという、非常にシンプルな『ファミコン世界大会』ですが、その奥深さは想像を超えるものがありました。



《臥待 弦》

楽する為に努力する雑食系ライター 臥待 弦

世間のブームとズレた時間差でファミコンにハマり、主だった家庭用ゲーム機を遊び続けてきたフリーライター。ゲームブックやTRPGなどの沼にもどっぷり浸かった。ゲームのシナリオや漫画原作などの文字書き仕事を経て、今はゲーム記事の執筆に邁進中。「隠れた名作を、隠れていない名作に」が、ゲームライターとしての目標。隙あらば、あまり知られていない作品にスポットを当てたがる。仕事は幅広く募集中。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム アクセスランキング

  1. 『ポケモンZA』で「おおきいリザードン(オヤブン)」をもらえる“あいことば”公開!使用期限に注意

    『ポケモンZA』で「おおきいリザードン(オヤブン)」をもらえる“あいことば”公開!使用期限に注意

  2. 『ポケモンZA』ホウエン御三家「ジュカイン」「バシャーモ」「ラグラージ」が『M次元ラッシュ』で参戦!メガシンカも順次解禁

    『ポケモンZA』ホウエン御三家「ジュカイン」「バシャーモ」「ラグラージ」が『M次元ラッシュ』で参戦!メガシンカも順次解禁

  3. 早くも半年が経った「スイッチ2」の“今”─売れ行きは? もう買えるの? 販売実績から動向まで、6ヶ月の歩みを振り返る

    早くも半年が経った「スイッチ2」の“今”─売れ行きは? もう買えるの? 販売実績から動向まで、6ヶ月の歩みを振り返る

  4. 『ポケモンZA』道具セットをもらえる“あいことば”公開!「げんきのかたまり×5」など3アイテムを収録

  5. 全て最安値を更新!『龍の国 ルンファク』35%OFF、『サガフロ2R』30%OFF、『Staffer Case』『メグとばけもの』などインディーの名作もお得に【eショップのお勧めセール】

  6. 『ポケモンZA』新たに「メガルカリオZ」発表!普通のメガシンカとは異なるメリット・デメリットを所持

  7. 『ポケカ』新商品「スタートデッキ100 バトルコレクション」に、「エリカのポケモン」を収録!フルイラストの「ピカチュウex」や「カラスバ」の“ボス”まで

  8. 『崩壊:スターレイル』Ver.4.0の新たな世界「二相楽園」情報解禁!6人のキャラクターシルエットもお披露目

  9. 『サイバーパンク2077』一般人の生活を追体験する海外YouTuber。作り込まれたオープンワールド作品ならではの楽しみ方

  10. 『カービィのエアライダー』に受け継がれる「ベーゴマ」と「ベイブレード」の精神性ーこれはまさに、“エクストリーム伝統遊戯”だ!

アクセスランキングをもっと見る