任天堂は11月6日、今期中にアナウンス予定としている「ニンテンドースイッチ後継機種」の後方互換性について発表しました。これを巡り、ファンの間で「後継機種は3DSやWii Uみたいになるのでは?」との推察が広がっています。
◆ニンテンドースイッチを進化させるような路線になるかも?
発表によれば、ニンテンドースイッチ後継機種では「ニンテンドースイッチ向けソフト」も遊べるほか、「Nintendo Switch Online」も引き続き利用できるとのこと。ニンテンドーアカウントを用いて、ユーザーの各記録を引き継いでいけるような構造を目指すとしています。


任天堂はこれまでにも、ゲームボーイからゲームボーイアドバンス、DSから3DS、WiiからWii Uといった互換性のある後継機種を発売してきました。
後継機種となる3DSやWii Uでは、過去機では遊べないソフトとして『とびだせ どうぶつの森』や『ゼノブレイドクロス』などの専用ソフトも存在。ニンテンドースイッチ後継機種でもこれに倣い、ニンテンドースイッチを進化させるような路線になるのではと推察されています。
◆任天堂公式も「新しいゲーム機をお買い上げいただくタイミングでお客様との関係が一度途切れてしまった」
また、同日公開された任天堂の決算資料では、「ニンテンドースイッチまでのゲーム専用機では、お客様の記録を、プラットフォームの世代を超えて持ち越すことは簡単ではなく、新しいゲーム機をお買い上げいただくタイミングでお客様との関係が一度途切れてしまっていました」とも説明され、後方互換性がWii Uからニンテンドースイッチの間で途切れてしまったことに改めて注目する声もあがっています。

昨今のゲーム機では、他社のPlayStation 5やXbox Series X|Sも後方互換性に対応。これに続き、ニンテンドースイッチ後継機種でも過去機で発売のタイトルを遊べるのは、ファンとしてはありがたい限りです。
ニンテンドースイッチでは『Pokémon LEGENDS Z-A』や『メトロイドプライム4 ビヨンド』といった注目タイトルの発売が控えており、今後のラインナップにも期待が高まります。