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『マブラヴ ガールズガーデン』はコメディタッチだけど、ちょっと不穏!可愛いナビキャラもよーく見てみると…?【先行レポ】

ナビキャラ「ピコ」のデザインが不穏。でも可愛い!

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『マブラヴ ガールズガーデン』はコメディタッチだけど、ちょっと不穏!可愛いナビキャラもよーく見てみると…?【先行レポ】
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DMM GAMES x KMS GAMESは、フルオート放置系RPG『マブラヴ ガールズガーデン』を2025年9月3日にリリースします。

本作はその名の通り、今なお名作として語り継がれる『マブラヴ』シリーズの最新作で、“原点回帰でオリジナル学園恋愛アドベンチャーを描く”ことを掲げたタイトルです。本稿では、そのプレイレポをお届けしていきます。

◆不穏さはありつつも……学園恋愛ADVとして面白く、機体(MG)もカッコいい『マブラヴ』待望の新作!

『マブラヴ』といえばかつて多くのファンに衝撃を与えたシナリオを想像する方も多いでしょう。かくいう筆者もそのひとり。……端的に言うと、どれだけえげつないのかと思ってしまいます。

しかし実際に『マブラヴ ガールズガーデン』をプレイしてみると、そのような展開は見つかりませんでした。今のところ。本作は可愛らしい女の子たちと主人公が交流し、仲を深めていく正統派な学園恋愛ADVなのです。

もちろん古臭いということはなく、令和に展開されるオリジナル作品として、『マブラヴ』を知らない方でも大いに楽しめることでしょう。

それでも、『マブラヴ ガールズガーデン』は物騒な展開を排除した一作……というわけではありません。主人公が謎の女性に銃を突きつけるという、意味深すぎるプロローグから物語は始まるのです。

深い葛藤の末に目の前の女性を撃とうとした主人公ですが、その思惑は失敗し、気絶させられたあとなぜか記憶を失った(全裸の)状態で、「メイズ」という危険な洞窟で目覚めます。

そこで出会ったのが「ザルトゥーム学園」に所属する「桃園 める」ら5人のチーム「シリウスシュガー」。彼女たちは「メイズ」にてタツミヤ鉱採掘のためのロボ「メイズガーダー(MG)」に搭乗しています。主人公は記憶を失っているものの、その指揮能力を買われ彼女らの学園に編入し、仲を深めていくことになります。

ちなみにメイズ適性を持つのは基本的に女性だけだそうで、周囲は皆女の子!物語は「シリウスシュガー」を始め各チームを導く主人公と、それらのチームに所属する生徒たちとの交流がメインです。

ちょっと帽子のデザインが歯に見えたりするんですよね……錯視かな……?

……主人公が唯一思い出したことが「この世界は滅亡する!」というとんでもない直感だったり、学園のAI「ピコ」が可愛いながらも「よく見ると……」なビジュアルだったり、「地の底に、理の歪む世界がある。生命は忌まわしき異形へと堕ちゆく」という不可思議な言葉が公式サイトにあったりと、ちょっとした不穏さはありつつ、3度目の発言ですが、『マブラヴ ガールズガーデン』は学園恋愛ADVなのです。

可愛らしい女の子たちとキャッキャウフフできるのです……!

もちろん、個別に仲を深めることも可能で、「正統派ヒロインみたい」と作中で言われちゃう「桃園 める」や生意気な性格の「朽葉ラミ」、裕福な実家を「成金」と言われることにコンプレックスを抱くお嬢様「鳴滝 七彩」など個性豊かな面々が登場します。

メインシナリオはこの手のゲームで面白いことに、「この選択肢は先のストーリーに影響を与えます」という注意書きが出ることも(赤字がちょっと怖い)。とはいえ、基本的にはコメディタッチな描写も多く、ストレスなく楽しめますね!

ちなみに筆者がツボだったのは前述のナビキャラ、「ピコ」が時折見せる“ひたすらに渋い顔”です。主人公に冗談半分で「『お前を消す方法』」とか言われちゃったり、なんだか「ピコ」の扱いがひどくなっていくのが面白い。

「ピコ」はガチャ画面にも出ますから、サービスが開始されたら“ソーシャルゲームあるある”として「また欲しいキャラが出なかった、ピコのせいだ」とファンからの扱いも雑になりそうな気がします。

ゲームシステムは事前準備がモノを言うオートバトルを採用しています。バトル前に前衛、後衛などの陣形やメモリーを配置したら、あとは結果を眺めるだけ。とは言っても結構敵が強くなったりするので、油断はできません。

メインの戦闘以外にも様々なコンテンツが用意されていて、例えばその中のひとつ「メイズ探索」では変則的な連続戦闘を行っていくことになります。他にもレイドボスやシミュレーションバトルなど、様々な要素が確認できました。

なおバトル中は何もすることがないかと思いきや、ロボットだけではなく操縦席に座った女の子を見ることもできます。……揺れる機体に乗る彼女たちには癒されます。

しかし、『マブラヴ ガールズガーデン』はロボがひたすらにカッコいい。元々『マブラヴ』の戦術機は超カッコいいですが、機体リデザインとして『アーマード・コア』『ゼノブレイドクロス』『機動戦士Gundam GQuuuuuuX 』などに携わった稲田航氏が参加しているのです。

カットインも可愛い女の子を見るか、ロボを見るか本当に悩む……。色々な所から目が離せませんね!

『マブラヴ ガールズガーデン』はどこか不穏さはありつつも、本当に恋愛ADVとしての質が高いと感じさせられました。この先どのような展開が待っているにせよ、個性的で愛らしい少女たちが学園で奮闘していく姿は応援できますし、没入感も高いです。

シリーズを知らない方でも学園モノとして楽しめる内容でした。もちろんロボ好きも遊んでみてほしい!

フルオート放置系RPG『マブラヴ ガールズガーデン』は、2025年9月3日リリースです。原点回帰かつ、その先に進みそうな本作は『マブラヴ』ファンのみならず、新たなユーザーも巻き込むのではないでしょうか。


マブラヴ オルタネイティヴ

(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
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《高村 響》

多義的に面白いことが好きです 高村 響

兵庫県生まれ。子供の頃からゲームを初めとしたサブカル全般にハマっていたものの、なぜか大学にて文学研究で博士課程まで進むことに。本が好きで、でも憎い。純文学を中心とした関係性の中で生きていたが、思うところあってゲームライターに転向。その結果、研究のさなかゲームをしまくっていたことが恩師にバレつつある。 読んでくださっている皆様、どうぞよろしくお願いします。

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